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レア マスト  作者: みつ
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3

『アドベンチャー』という小説が、

世間で流行りに、流行っていた。


そんな長い小説ではないよ♪との声を聞いた俺は、それを新刊で買った。

最初から最後まで読んだ。

その感想として、

本の内容より、

己の今までの人生の方が、よりアドベンチャーだと、まず思った。


ちょっとしたアドベンチャー話…俺の話だ。

たまに行くショッピングモールに、

ペットショップが入っていて、

俺は、そこのガラスケースに入っていた、

ラブダドールの子犬と恋に落ちた…。

だが、俺は、その子犬を飼ってやれないのだ。

そんなに生活に余裕もないし、

ペットを責任持って飼う自信もない。


1週間後、俺は、マイカーを走らせ、

また、そのペットショップに。

もう、その子犬が誰かに飼われて、

いなくなっていたら、会えなかった。

でも、その子犬は、まだ、そこに、いたのである。


俺は、マイカーの運転の最中、

(もう、いないんじゃないか…?)と思っていた。

だけど、また再会して、

前回同様、

「ここから出して!」のような子犬の眼差しを受けながら俺は無言で去り、帰路に就いた…。

次にショッピングモールに行った時も、

俺は、また、そこのペットショップに行くのだろう…。

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