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教え子が俺の後をつけ回してくる  作者: リィズ・ブランディシュカ
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第2話 あと3歩



 大好きなあの人に届くまで、あと三歩。

 でも、その距離がなかなか縮まらない。


 先生は用心深い人だから。

 十分に近づこうとすると必ず気がつかれちゃう。


 困ったな。


 私はただ、先生に抱き着きたいだけなのに。

 先生に、触れていたいだけなのに。


 幸せって儚いよね?

 私の言ってる事に共感してくれる?


 人生って、幸せな時間よりも辛い時間の方がたくさん。


 家にいても学校にいても、町の中で歩いていても、幸せを感じられる瞬間なんて限られてる。


 よく周りを見てみて、ずっと幸せそうな人なんていないでしょう?


 あなたの周りにいる笑顔のあの人だって、きっと仮面をかぶっているだけ。

 幸せなんて、なんて儚い。


 見つけたら、すばやく捕まえて手に握っていないと、すぐにどっかに行っちゃうんだから。


 見つけたら、じっと目を凝らして見失わないようにしていなくちゃ。



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