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ブレイク アウト!!

 [転送魔法]を使って、エミリーとシェリーを、連れてサドタの街にやってきた。


 ギルドに行くのだが、あまりにも人が多いので、エミリーとシェリーの手を繋いでギルドの中を移動する。


 買取倉庫に着いた。

 いつもの買取スペースに、レクターさんがいた。


「どうも、レクターさん肉と魔石を取りに来ました」


「おう、にーちゃん。待ってたぞ。

 これが、そっちの取り分の魔石だ。

 肉は、この奥の冷蔵庫に入れてるからついて来てくれ」


「はい」と言って、レクターの後を3人でついて行く。


「ここじゃ、ここから先は冷えるから気をつけてな」


 レクターは、冷蔵庫の扉を開けた。

 おおっ、なかなか広い冷蔵庫だな。さすが、ギルドの冷蔵庫って感じだな。


「デザートブルの肉は、アレじゃ」


 奥にある大量の肉を、指を指して説明された。


「かなり、ありますねぇ」


 マジックバッグ(仮)に、全ての肉を放り込んだ。


「手慣れた、もんじゃのぉ。

 それはそうと、にーちゃんの後ろにいる二人は」


「二人とも、嫁さんですよ」


「ハジメさんがお世話になってます。エミリーです」


「シェリーだよー」と言ったあと、「クシュン」とシェリーがくしゃみをした。


「すまんすまん、ここは寒いからな、外へ出よう」

 全員、冷蔵庫の外へ出た。


「にーちゃん、若いのに二人も娶ってるのか?」


「まぁ色々あるんですよ、事情が……」


「そうか、それなら深くは詮索しないでおくとしよう。

 それで、二人とも狩りに連れて行ってるのか?」


「二人とも、少しずつですけど手慣れてきてますよ。

 私としては冒険者になりたいとか、言い出さないでくれると嬉しい限りです」


「それはないですよ、ハジメさん」


「お兄ちゃんの手伝いするー」


「……らしいぞ、にーちゃん」


「そしたら、またきますんでよろしくお願いします」


「おじちゃん、バイバイー」と、シェリーが手を振ってた。


 そして、その場を後にした。


 [転送魔法]で、いつもの砂漠へ移動し、いつも通り狩りを再開した。


 MAPを確認するが、今日もラッキーインセクトはいないな。

 そのまま、いつも通り狩りを続けた。


 少しだけ、早めに狩りを切り上げてセカンタの町へ戻ってきた。


「試したいことがあるから、二人ともついてきてもらえるかい?」


「はい(いいよー)」


 この前、[エクスプロージョン]を撃った跡に来た。


「ちょっとだけ、試したいことがあってね。

 明日ぶっつけ本番でやってもいいけど、流石に試しておかないと拙いと思ってね。

 多分、大丈夫とは思うんだけど」


 爆発の起きた範囲より狭い位置の正方形線を引き、デザートブルの魔石を四つの頂点に配置する。

 使うのは、[聖域]だ。


 [聖域]による、結界が発動した。

 結界の外から、結界の中に、[エクスプロージョン]を放った!!


 爆風が、[聖域]の結界で止められている。


「よし、実験成功だ」


「え? ハジメさん、どういうことなんです?」と、エミリーが質問した。


「明日、町の中で[エクスプロージョン]撃とうと思っててね[聖域]で防げるかの実験」


「そ、そうなんですか」


「一番の懸念は、結界の中に入らないと魔法が発動しない事だったんだけど。

 よくわからないけど、それは気にしなくてよかったみたいだし。

 これで、実験は終了ですよ」と、エミリーと話ししながら。


 穴が出来た地面を均し作業をしている。

「よし、工事も終わってるだろうし今日は帰ろう」


「「はーい」」


 [転送魔法]で自宅の前に着いた。

 家に帰って[クリア]の魔法を使い、眠りにつき今日も一日が終了した。


 朝だ……。

 いつも通りに店に出て、水やりをしてから。


 ドワルド達を連れて、解体現場に向かう。

 建築班に、中に人がいないかの確認を行わせてから。


「じゃあ解体するから、みんなちょっと下がっててね」


 建物が、入るように長方形に線を引いていって。

 角の4点と、途中途中に デザートブルの魔石を配置していった。


 [聖域]解体する建物がある範囲に、結界が張られる。


「じゃあ、行くよー[エクスプロージョン]」

「それじゃ、次[エクスプロージョン]」

「更に、以下略……」


 四度の[エクスプロージョン]により、全ての建物は全壊した。

 久々に、MPが大幅減ったのを実感できた。


「なんじゃ、そりゃ」と、ドワルドが言い。


 他の、建築班は目を白黒させていた。

 結界が、ピキピキと音を立てて砕け散った。


「はい、解体完了!!」


「それじゃ、地盤工事と基礎工事は魔法でやっちゃうから。

 10分ほど休憩させて」と言って、[栄養ドリンク]を飲んだ。


 休憩終了……。


「よし、やるか」


 建築班は、魔法で壊しきれていないものを運んだりしていた。

 建物近辺は、後からするとして……。


 [アースウォール]を利用した。地盤工事と基礎工事を始めた。

 普通にアースウォールを使うのではなく、魔力を多めに込めて土(土壁)を強化する。

 [アースウォール][アースウォール][アースウォール]…… 以下略。

 先日購入した土地を全て、魔法による地盤工事と基礎工事を済ませた。


「完璧すぎる出来じゃ、何が起きてもビクともしないだろうよこの場所は」と、出来を見てドワルドが褒めてきた。


「あはは、褒めても何もでねーぞ。

 ドワルドさん達も、コレいっとく?」と言って、アイテムボックスから[栄養ドリンク]を、取り出して配り始める。


「ちょろいっすね、社長……」と、建築班スタッフが小声で言い。


「これだから、自覚がない奴はタチが悪い……」と小声で、ドワルドは呟いた。


「あっそうだ、とりあえず設計図なんだけど。

 ドワルドに渡しとく」


「いつ作ってたんじゃ?」


「昨日の夜かな」


「ここまでは、俺が手伝えるけど。

 ここからは、ドワルド達の仕事だから後は任せたよ」


「おう、任せとけ」

「この規模の、建物なら後20人は欲しいとこじゃの」


「3人は、ここのお店の人達が仕事に来るから。

 残り必要な人数は、ドワルドが好きに募集かけてくれて構わないよ。

 ギルドのマルコさんに、いってくれれば大丈夫だから。

 そしたら、建築班は引き続き作業お願いします」と言って、この場を離れた。


 さて、そのまま金物屋へ行くかな。

 水を貯めるようの特大の金属桶二つと、お湯を沸かす用の特大の金属桶を依頼しないとな。


 金物屋で、特注品の三つの金属桶を依頼をした。

 半年以内で、作ってくれと無理を言ったので金物屋も色々と大変だろうが、

 お店のオープンも、半年を目処にしてるので作ってもらわないと困る。

 金物屋も、忙しいだろうが頑張ってもらうとしよう。


 後は、魔道具だよな。


 水を作るのに水の魔道具を三つ程用意して、クズ魔石(値段がつかない魔石)で、水をひたすら桶に貯める。

 水が溢れたら、お湯を作る桶と使用する分の水を貯める桶に水が動く細工をしてもらっている。


 火をつけるのには、ラッキーインセクトの魔石を使って、火の魔道具二つでお湯を作る。


 途中で、熱湯と水を合わせて適温にしてから、後は重力任せで浴場までパイプでつなぐ。


 洗い場はお湯の取り込み口を作り、桶が入る程度の小型の浴槽を作る。

 小型の浴槽から、あぶれたお湯は当然、排水溝に流される。

 洗い場で取り込まれない分の、お湯がパイプを伝って浴槽に行く流れだ。


 重力を利用するので、お湯と水を作るの装置は屋上に設置する必要がある。

 浴槽からあぶれた分のお湯は、排水溝から浄化槽へ流され川に流す仕組みだ。


 こうなると、クズ魔石も必要になるからギルドに依頼かけるとするか。

 ギルドに対して、通常買取不可の魔石を三つで1ゴールドで買い取ることにした。


 ファービレジの村のギルドには、[コーラ]の配達がある日に、クズ魔石の回収を買取を行う。

 その間は、ファービレジのギルドには、クズ魔石を買取日まで貯めといてもらう。

 セカンタの町のギルドは、常時スタッフによる回収を行う事にして。

 月末に代金を支払う形を取った。


 配管関係は、[異世界取引]で出して浴場まで、水とお湯を引くのに使うとして。

 基本的には、お客さんに見えないようにすれば良い。

 新施設の、基本設計はこんな感じにする予定だ。


 後は、テナントと飲食スペースだよな……と考える事が尽きない、日々が続くのだった。

解体のシーンは、きっと某解体屋のテーマ曲が、流れていたはず。


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