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営業2ヶ月目開始。

 子供達が帰ったあと、私はギルドへの今月の支払いをするために、ギルドへ向かった。


 そして、ギルドの来客室に座っていた。

 今日の出来事を、目の前の男に説明したら……。


「それで、私達に対しての入金と、報告が一番最後になったと?」と、ギルド長のマルコが言ってきた。


「まぁ、ギルドの営業時間なんで……。

 いいんですけどね」と、報告順が後だった事について軽く不満そうに言ってきた。


「ちょっと、待ってくださいよ。

 マルコさん、なんでそんなに不満そうなんですか!!」


「えっ、おわかりになりませんか?

 貸し出しては居ますが、一応はギルドの土地なんですから。

 報告してもらわないと」


 ああ、確かにそうだった。

 けど改築はしていいって言ってなかったけ?


「えっと、改築していいと言われませんでしたっけ?」


「地下室は営業施設で問題ないですけど、お風呂は個人の目的のためですよね?」


「あっ、はい。

 その件ですが、従業員に解放しようと思ってまして、お店の施設とも言えませんか?」


「この町のどこに、風呂付きの勤務先があると思ってます?」


 で、デスヨネー。

「取り壊しですかね?」


「いいえ。後程、確認させてもらいます。

 今回はそれで大丈夫です」と、ギルド長から今回の件の許しを得た。


 来月と再来月の二ヶ月分の従業員の給料と、家賃をマルコさんに支払い。


 ひとまずはギルドでの用事は済んだ。その後に、マルコさんがお店まで来て冷蔵庫とお風呂を確認していった。


 完成に、浮かれすぎて報告順間違えたなぁ。

 まぁ、反省しとこう等と考えながら二階のベッドに座った。


 色々な支払いは済んだが、かなりお金が残っていた。

 俺は自身は電気を作れないけど電気を作って貯めれる。道具が、日本にあるのは知っている。


 [太陽光発電]だ、正式にはソーラーパネルだが、充電器やケーブル等の付属品も用意したいので、[異世界取引]のLV14の箇所に、まとめての総称で[太陽光発電]をスキルに登録した。


 本来なら、資格が必要だが要は、扱えるようになっていればいいのである。

 ここは異世界だし、電気関係の資格って取れないし……。

 賢さが上がってたおかげか覚えるのは簡単だったし、二ヶ月の勉強した分の知識で十分いけるだろう


「ふはははは!!」


 誰もいない部屋で、高笑いをしてしまった。

 女神も異世界で、電気を作るとは想像してないだろう!!

 蛍光灯があれば、灯りの魔道具の微妙な薄暗さとおさらばできる。

 更にパソコンも、これがあれば趣味が広げれる……。


 お金に余裕があるとはいえ、パソコンを買ってしまうと使いすぎな気がするので


 今月は、太陽光発電関連を一式と、二階の部屋に使うための蛍光灯が欲しい。


 LV15[電気部品]をスイッチ関連の為に取得。

 LV16[蛍光灯]を二階の天井につける為に取得。

 LV17[パソコン]来月の為に取得。

 LV18[ケーブル]今後、色々なケーブルが必要になるので登録しておいた。


 電気ケーブルや、LANケーブルとかね……。

 レベルの現在の上限まで、スキル枠を使ってしまった。

 取ってしまった以上、後戻りは出来ない。


 趣味の赴くままに、突き進むのみよ!!


 い、いかんテンションが上がりすぎて来て、この状態は何かにぶつけるしか……。


 [転送魔法]でサドタの街にいける。

 そういえば、あの街には、ビッグフロッグを卸していないな。


「ヒャッハー」と、言わんがばかりのテンションの高さで、真夜中のビッグフロッグ狩りに励む人がいたらしい。


(誰だろうね、そんな危ない奴逮捕しなきゃ……。)


 その後、俺のアイテムボックスに100匹程ビッグフロッグが入っていて、レベルも18から19に上がっていたのは内緒です。


 [パソコン]が、購入できるようになったわけで……。

 そうなると、[インターネット]もやりたくなりますよね。


 テンション上がって、[異世界取引]のスキルに[インターネット]を、登録しようとしたら拒否された。


 月額料金のお支払いが必要な場合は責任者にご連絡下さい……と、一文が表示され拒否された。


 逆を言えば、責任者に話を通せばいけるのか?

 この場合の責任者って誰だろ……? 女神様?


 [異世界取引]の登録失敗した事によりテンションが、上がり続けることは、なくなったので落ち着けるようになった。


 もう、夜も遅いし帰って寝よう。今からでも、3~4時間は寝れるだろ。

 自宅へ帰り、そのまま眠りについた。


 ……。

 …………。


 朝だ。


 今日も、一日頑張ろう。

 えっと、建築班のコッペ君が飲食部門に移ってきたんだったよな。


 彼には、最初は皿洗いからしてもらって、商品作成をいずれしてもらいたいな。

 このお店の最終目標は、俺がカウンターに立たずともお店が回るようにしたい。


 とりあえず、いつもの時間に飲食メンバーと建築メンバーが揃った。

「今日から、二ヶ月目の営業になります。

 今月も、頑張っていきましょう」と、当たり障りなく挨拶をした。


「建築メンバーは、ドワルドさんの指示で動いて下さい。」

「主に、裏口のドアの作成、従業員用の二階のキッチン作成をお願いします」

「その他、雑用なんかもありますので、それもお願いします」


「はーい」と、野太い声の連中が返事をした。


「ドワルドさん、ちょっといいかい」


「なんじゃ?」


「今月は、無理だと思うけど。

 いずれ商品の製造業務主にハンバーガー用のパン(バンズ)なんだけど、ウチで作ろうと思うんだよね。

 その際にパンを焼く用の石窯が欲しいんだけど、石窯の作製をお願いできるかい?」


「本当に次から次に仕事を持ってくるのぉ……。店長」


「えっ、何言ってるの? まだまだ序の口だよ……」


「店長、嘘じゃろ……」と言って、少しドワルドが顔を引きつらせた。


「いや、今月中にやれとは言わないから大丈夫。

 今は自分が厨房業務とカウンター業務してるけど、最終的にはスタッフだけで回せるようにしたいんだよね」


「店長の速度で他の奴が作るのは無理じゃろ」


「一人当たりの速度は落ちても、カウンターに人数を増やして捌ける速度を上げれば、今と変わらない業務ができるんだよね。

 それで、何ヶ月後かに、リニューアルする必要が出てくるはず。予定では半年後、いや、五ヶ月後かな?」


「仕事が、なくなることはないという事じゃな」


「そうだね。本当期待してるよ、建築メンバーには」


「期待には答えるさ、うまい酒もあるしな」と言って、ドワルドは仕事に戻った。


 コッペに向かって、手でコッチに来てと合図した。

 駆け足で寄ってくるコッペ。


「どうしました、店長!!」


「とりあえず、飲食メンバーとして初仕事だから最初は皿洗いからだけど。

 ゆくゆくは、食品製造とかもやってもらうからね。

 個人的には、この店舗の店長を君にやって貰いたいと思ってるから。

 頑張ってくれよ」


「僕が、店長!? 頑張ります」


「うん、いい返事だ。

 今月は、子供達に混ざって皿洗いだ。良いね?」


「はい、わかりました」


 今後のやっていく課題は……。


 ・ハンバーガーのバンズ作成(小麦粉)

 ・バーガーを作るさいの調味料(胡椒)

 ・バーガーに挟む野菜

 ・パティ(お肉)

 ・ケチャップ

 ・ピクルス


 小麦粉はこの世界で仕入れる方が大変なんで、[異世界取引]に頼ろう。

 パンを膨らませるイースト菌も[異世界取引]に頼ろう。

 胡椒は、この世界では高級品らしいのが[調味料]で出るだろうし、[異世界取引]で大丈夫。

 葉野菜は、こっちの世界でも見かけたから、それはこっちで仕入れよう。

 パティ用の、肉はミンチでいいだろうから。[異世界取引]かなぁ?

 ケチャップも、[調味料]扱いでてるんじゃないか?(不明)

 ピクルスは酢があれば作れるから。代用できるだろう。


 現在の19レベルから、最低でも4レベルはあげる必要が出て来たわけだ……。


 来週は、お店を一週間程お休みしてサドタの街を拠点にしてレベル上げしようか? うーん、この町のギルド長が確実に怒鳴り込んでくるな。

 あの人、休みの日でもコーラを売ってくれと言ってくるからなぁ。


 夜中に、オーク狩りが妥当かなぁ?

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