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異世界でサウナを作る。

昔の日本にも、サウナの歴史があったりします。

混浴だった為、その文化が廃れて銭湯文化ができたとか?


 朝だ……。

 今日は店が休みだと言うのに、いつも通りに起きてしまった。


 出かける身支度をして、ドワルドのお礼の品で[焼酎]の芋、麦の二本を裏庭の荷物置き場置いておいた。

 とりあえず、ドワルドへのお礼はこれでよし。


 ドワルドが前日に余計な事を言ってくれたおかげで、変な緊張をしてしまっていた。

 緊張のあまり、再び歯磨きをもう一度するなど必要のない行動を取っていた。

 ぐぬぬ……。こう言う時ネットがあれば、調べ物が出来るのに……。


 前回と同じ手(神の啓示)で、[インターネット]の件を女神に聞いてみるか?

 それと別件で聞きたいことがあるし。


 ……とか、余計な事を考えていたら。

 エミリーが指定した時間が近づいてきた。


 ……。

 …………。


 指定された時間になった。

 疲れなどを彼女に見せるわけにはいけないので、[栄養ドリンク]を飲んでから一階へ降りた。


 エミリーが、大きめのバッグを持って待っていた。


「おはようございます、ハジメさん」


「おはよう、エミリー。ちょっとだけど、早くきてたんだね」


「教会から歩いて、20分位かかりますし。

 誘っておいて遅れると申し訳ないですし」


「ははは、そうだね。ありがとう」


「今日は、エミリーからのお誘いなんだけど何処か行きたいお店でもあるの?」


「ハジメさん。今日は、町の外を少し歩くことになりますけど良いですか?」と、エミリーが聞いてきた。


「今日はこれといって用事はないですし。

 付き合えますよ……」


「ハジメさんが、お風呂に入りたがってたので一般的なお風呂を紹介しようと思いまして」


「まさか、混浴!?」と、クイ気味に聞いてしまった?


「違います、別々です。

 混浴のほうがよかったですか?」


「い、いえそんな事はないですよ」


 苦しい、言い訳である。


「それで、どこに行くのかな?」と、質問した。


「えっと、孤児院にはその施設は、ありませんが施設(お風呂)の代わりになる場所が西の山岳地帯にあるんです。

 私も、試したことはないですけど、やり方は知ってる程度ですけど大丈夫なハズです。

 体を拭くタオルとか替えの下着は、持ってきてくださいね。

 燃やす為の薪は、道具屋さんで必要な分買いましょう。

 必要になる、魔道具は教会から借りてきちゃいました」


「町の周りは、探索してたけど西はいってないなあ。

 モンスターは大丈夫?」と聞いてみたら、あっさりと答えられた。


「ビッグフロッグが居るくらいなので鉄装備してれば大丈夫ですよ」


「なんか、大きめのバッグ持って来てると思ったら、色々荷物持って来てたのね。

 マジックバッグがあるから入れとこうか?」


「あっ、お願いできますか?」


「ハイ、荷物渡して下さい」と言って、俺は荷物を催促する。


 なんか、エミリーが、渡すのを躊躇してるんだけどなんでだろ。

 替えの下着と言う単語を思い出したが、ソレはスルーしておこう。

 エミリーが観念してバッグを渡してくれたので、それをマジックバッグ[アイテムボックス]に入れた。


「それで、西の山岳地帯へはどれくらい歩くの?」


「2時間くらいでしょうか?」


「ああ。今日はシスター服じゃなく、私服なわけね」

 エミリーはこの前、俺が買ったワンピを着てくれている。


 内心としては、わざわざ山岳に行かなくとも、そこらへんの草原でエミリー乳繰りあうだけでもよかった気もするが。

 せっかく、俺の為に提案してくれたんだし、提案を受けないのは失礼だよな。


「それじゃ、行こうか」と言って、自宅を後にした。

 町を出る途中、道具屋によって薪を購入した。


 途中に1時間ほど歩いた所で、河原があったので焼く用の石を探した。

 水が綺麗だったので、ちょっとばかり休憩を取った。

 エミリーが弁当を用意してくれていて、それを頂く嬉しい飯休憩になった。


 休憩も終わり再び歩きはじめて、今回の目的がなんとなく想像がついてきた。

 お風呂、焼いた石、水。

 蒸気を使う、フィンランド式のサウナかな。


 専用の建物なんてないから、昔の日本では洞穴(岩窟)でやってたとか?

 ……と、聞いたことがある。


 以外と、日本にもサウナの歴史あるんだよなと考えたり。


 エミリーと他愛もない雑談をしながら、目的地に向けて歩いてたら、あっさりとついてしまった。


 え? やっぱり洞穴か。

 ここで火を炊くのは、色々と危険じゃねと思いつつ。

 まぁ、入り口を塞ぐわけじゃないから大丈夫か……。


 エミリーさんを信じよう。


「着きましたね」


「それでこれから、何をしましょうか」と言って、エミリーに荷物のバックを返した。

「ハジメさん。[ライト]の魔法で洞窟の中を照らしてもらっていいですか?」


「いいですよ」と言って、[ライト]の魔法を使った。


 エミリーと、ともに洞窟の中に入って行く。


「誰も、いないんですね」


「ほんとの、物好きしかやらないらしいですから」


「あはは、なんかすいません」


「いえ、いいんですよ。

 私もやってみたかったですし」


 洞窟はそれほど深くなく一直線だった。

 洞窟の最奥を確認し終わったら。


「それなら……この辺りかな」と、エミリーが言った。

 それから、風の魔道具を洞窟の途中に設置していた。

 風の魔道具に魔石を入れて風の薄い壁を作って、風の壁を抜けたところに水の魔道具を設置して、水を浴びれるようにしていた。

 バケツに水を汲んで、柄杓を用意してた。

 洞窟の奥のほうで、火の魔道具でエミリーが薪を燃やそうとしていた。


「薪を燃やすのは私がやりましょうか?

 ほら、魔法ありますし。それと、薪を燃やすと煙が出すぎるから、魔法で直接石を焼くのは……?」


「それは魔力的にもきついので、火の魔道具と薪の火で、石を焼くんですよ」と、返答が来た。


 一度、薪を片付けて貰い、そのまま石を[ファイア]の魔法で焼いた。


 いい具合にに、石が焼けたので、柄杓で、水をかける。と

 蒸気が上がる……。


 [ファイア]の魔法をかける水をかけるの繰り返しをしていると

 洞窟内の温度が上がっていった。

 あー、ここから先の温度維持に火の魔道具がいるのか、風呂に入って休憩するどころじゃなくなるから。


 いい感じの温度になってきたので、石の温度を上げるのは火の魔道具に任せた。


 よし、これでいい感じに入れるぞ……。


「いい感じになったんで、先に入りますね……」と言って、風の壁の奥にいるエミリーに伝えた。

 減った分のバケツに水を足して、水を焼けた石にかけて蒸気を増やし続けた。


 暖かくて気持ちいい……。

 蒸気で、いい具合に先が見えなくなっていた時。


「ハジメさん、失礼しますね」と、エミリーから声をかけられた。


「ふぇっ!? 混浴じゃなかったんでは?」


「それ以前に個人で作ったものなんで、混浴って関係あるんですかね?」と、エミリーがとぼけてきた。


 蒸気で見にくくはあるが、タオルで色々と隠してはいるみたいだ。

 けど、うっすらと体のラインは見えてしまっているので……。

 ぐぬぬ……平常心、平常心。


 ……。

 …………。


 しばらく、時間が立ち。

 お互いに汗をかき、体が温まってきていた。

 エミリーの身体(カラダ)に、汗で濡れたタオルが張り付いている。

 こういう混浴の場では、異性を見過ぎではいけないのがルールなのだが視線を動かせない。


 余計な事を考えていたら、下半身がヤバいことに……。

 もう、俺我慢できねぇッス!!


「エミリーさん、俺!!」と言って 、抱きつこうとしたが回避された。


「ハジメさん、聞いてもらっていいですか?」


「あっ、はい」


「私は、ハジメさんの事が好きです」


「俺も、エミリーさんの事が……」と言おうとしたら、次の言葉で被せられた。


「けど、体の関係を持つことができません」


「えっ!? どういう事……。両想いだしいいんじゃ」


「私は、セカンタの町のシスターです。

あなたの加護の確認に付き添い、勇者になり得る素質を一時的な感情で潰す事は、神への冒涜であるとスミス神父を通じ教会の組織から注意が来ています。

ただし、貴方と付き合う事については容認していただいてます」


「つまり、俺はまだ[魔法使い]は捨てられない……と」


 なんか、軽く変な気分になった。

意識を軽く失いそうになり、そのまま倒れそうになった所をエミリーが支えてくれた。


 そして、そのまま膝を枕にしてくれた。

 胸をタオルで隠しただけの状態で、膝枕って……。ただただエロい。


 下から覗く、二つの双丘越しのエミリー見てたら。

 顔は赤くなってたけど、何故か泣いていた。

 もしかして、この件はエミリー自身も納得してない?


 なら、仕方ねーな。

俺が惚れた女性なんだ、俺も納得するしかないか。

 よくよく考えてたら、彼女まだ15歳(未成人)じゃねーか。

 踏み止まれて正解だったと強引に納得させた。


 あと、エミリーの涙の意味を考えてしまい。

「大丈夫、それでもエミリーが好きだよ」と言って。

膝枕から起き上がりエミリーにキスした。


 前回と違い、俺からエミリーに求めているキス。


 いかん、下半身が……暴走……しそうな時に、エミリーの胸を隠していたタオルが取れた。

 蒸気も、だいぶ落ち着いている為、双丘がはっきりと見えてしまった。

 暴走しかけのところにトドメを刺された……。


「もう、無理!! エミリー、俺ちょっと外に出る」と言って。


外に出て先程の双丘を思い出し、賢者モードに至った。

一度、己の欲望を出してしまえば素に戻る、それが男というものだ。


 素に戻った、俺は再び洞窟の奥に入っていった。


 エミリーが、え? なんなの? ……って、感じで呆然としていた。


「エミリー。胸を隠してソレ見てたら、次は理性保てる自身ない」


 地面に落ちたタオルを拾って、エミリーの胸を隠した。


「お風呂も冷えちゃったし、帰ろうか……」


「…………」


 帰って来たのは沈黙、無言の返答だ。

 沈黙の後、先に口を開いたのは、エミリーだった。


「ハジメさんが出て行ったら洞窟が真っ暗になって……。

そして、戻ってきたと思えばスッキリとしてて、ハジメさんは何やってきたの?」


「ナニと、言われてもですね……」


「言って!!」


 強く言われてしまったので、つい返答してしまった。


「エミリーさんで、エロい想像して自分で熱りを抑えました!!」


 俺にセクハラ発言を言わせておきながら、タオルだけの状態で顔真っ赤にしているエミリー、人が見たら完全にアウトだなこれ……。

 お互いに、何かと失態だらけの告白になってしまったが、お互いの気持ちは分かったから良しとしよう。


 [魔法使い]の件は、時が来れば解決出来るさ。

 それから、お互いに服を着替えて、来た道を二人で帰った。

アレなシーンに、細かい描写入れるとアウトだし、難しいですね。


[合体]の二文字で終われば簡単なんすけどね。


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