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吟遊詩人の流離い歌

虹色の魔法使い

作者: 綾織 吟

 彼女の魔法は不思議なものだった。

 虹色の魔法を扱い、色無き世界に命を吹き込む。

 いつも笑顔を浮かべて杖を振るい、世界に魔法をかける。

 怒り、悲しみ、恨み、つらみ、嬉しさ、嬉しいことから悲しいことすべてを世界に吹き込み、何もなかった世界を変えてゆく。

 彼女の行いは罪そのものだろう。

 しかし、彼女に感謝するものは多く、そして、恨みを抱くものも多い。

 彼女の魔法は世界に命を吹き込む、世界を救ったわけではない。

 世界を生み出したのだ。

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