レベル2万6千になりました。
どうも、諸屋広和本年とって22歳。
身長は177cm体重70kg微妙に体重が気になるお年頃です。
見た目はスカジャンを着た昔風格好つけ兄ちゃん、でも髪の毛は黒髪ストレートだ。
ちょっと釣り目なのでヤンキーっぽいと言われた事がある。
リーゼントもパンチパーマもした事ないけどね!
っとどうでもいい事を考えてた俺だが、どうやら昨日から1日たったらしい。
ドラゴンブレスにやられた事で消費した死亡キャンセルが回復している。
名前 諸屋広和
種族 人間 クラス 来訪者
Lv 1 加護 なし
HP 22/22
MP 6/ 6
筋力 9 耐久 10
魔力 13 器用度 14
素早さ 11 抵抗値 12
スキルポイント 0
スキル
不老不死Lv1(一日にLvの回数死亡をキャンセルする。(残1)
HP、MPを1分に1回復する。老化停止、毒、病気無効)
武器 なし
防具 服の残骸
アイテム ファ○タグレープ(100ml)、成長の種(極)、天性の種(極)
技の種(極)、正逆の雫、可能性の雫
お金 7200円
そう言えば、ブレスにやられたことで、服が燃えてしまったんだっけか……。
俺の纏っている服装とも呼べない燃えカス……一部を引き裂いてトイレ拭きに使いましたとも。
情けねぇ……orz
ウンコの香りでドラゴンが寄って来なくて良かった。
さて、現状俺はほとんど詰んでる、この部屋の中で1000年を過ごすってのは不可能に近い。
食料がない水もない、会話する相手もいなければ気まぐれでドラゴンが現れれば死亡確定。
どうにか死亡キャンセル出来ても運悪く一日2度攻撃されればそれまでだ。
なら、一か八か賭けに出るしかないだろう。
恐らく、俺は隣の部屋に入ったとたんに殺される。
もって30秒、ドラゴンが俺を殺すまでの時間はそんなものだろう。
その30秒であのドラゴンをなんとかしなければならない。
「成功率はそれでも五分五分くらいはありそうだし……、なんとかなる……と思いたいな……」
だがやらなければ、俺は終わる。
だから、成長の種(極)、天性の種(極)、技の種(極)、可能性の雫を手に取る。
そして種を全て飲み込んだ。
それから、扉に近付いて行く。
扉を出てからはダッシュで飛び出した、瞬間に分かる。
ドラゴンの真横から俺が出てきた事に。
そう、ドラゴンの巣としている場所の真横が俺のいた部屋だったのだ。
ドラゴンは俺の方に顔を向ける、全体の高さは50m、しっぽまでの全長は80mを越えるんじゃないだろうか。
それもそう思えるだけに過ぎないが、この部屋も東京ドームよりもずっと広いように思える。
そして、ドラゴンのステータスが表示された。
名前 グロウエルモ
種族 エンシェント・カオスドラゴン クラス 殲滅者
Lv 30000 加護 原初の混沌
HP 97300000/97300000
MP 11000000/11000000
筋力 193404 耐久 178993
魔力 186343 器用度 1211
素早さ1373 抵抗値 235747
スキル 物理耐性Lv99、カオスブレスLv99、超回復Lv99、魔法耐性Lv99
武器 なし
防具 なし
アイテム 支配者の剣
相変わらずバカげたパラメーターしてやがる。
そう思いつつ俺は可能性の雫を飲み込む。
そして、次の瞬間ドラゴンが大きく口をあけた。
「待ってたぜ! その時を!!」
俺はその大口に向かって正逆の雫を投げつけた。
届くかどうか微妙な距離だし、炎にあぶられて雫が消える可能性もあった。
しかし、そこは先ほど飲み込んだ可能性の雫の効果を使う。
ドラゴンと比して本当に小さな雫が飲み込まれた……。
次の瞬間、ドラゴンは何をされたのだと不思議そうな顔をしたが、(そう見えただけ)
その顔が歪んだかと思うと、のたうちまわり始める。
俺は大急ぎで逃げ出した。
だが、あまりに大きなドラゴンの暴れっぷりにぶっとばされ壁面に激突……。
俺は気を失った……。
次に俺が起きたの時にはドラゴンは息を引き取っていた。
見事に肉体はボロボロとなり、ドラゴンだったのかすら判然としない有様だ。
正逆の雫は、ダメージを受ける効果でHPが回復し、HPを回復する効果でダメージを受けるというもの。
効果は30分続き、攻撃を受けても怯まず無敵になるんだろう。
しかし、回復魔法などをうければ逆にダメージを喰らう。
そして、あのドラゴンは超回復レベル99という反則技があった。
どの程度の回復力かは不明だが、間違いなく1分あればHPの1割以上回復するだろう。
それが逆転したらどうなるか。
魔法とかなら魔法耐性とやらで防いでしまったろうが、雫の効果は強烈だったのだろう。
結果はドラゴンの死亡という形となった。
「ま、一応は計画通りだが……暴れてる間に2回殺されてたら生きてないよな……。
ラッキーだった。まあ、この世界に来たのがラッキーじゃないとも言うが……」
正直、こんな痛い目に会いたくはなかったが、流石に1000年待つのも殺されるのもゴメンだしな。
そんな事を思って、ふと思い出した、レベル、どうなってるかね?
そう思ってステータスを確認する。
名前 諸屋広和
種族 人間 クラス ドラゴンスレイヤー
Lv 26829 加護 なし
HP 9542213/9542213
MP 1281351/1813591
筋力 193404 耐久 198993
魔力 186343 器用度 173912
素早さ188167 抵抗値 185747
スキルポイント 562442
スキル
不老不死Lv1(一日に1回数死亡をキャンセルする。(残0)
HP、MPを1分に1回復する。老化停止、毒、病気無効)
武器 なし
防具 服の残骸
アイテム ファ○タグレープ(100ml)
お金 7200円
んむ、これはまた……。
流石成長3倍だけはあるというか……。
ドラゴンと同等以上のパタメーターになってるな。
あれ、エンシェントとついてたし古代竜なんだろうに。
流石にHPやMPは10分の1以下だが。
それにスキルポイントもよくわからないくらい入ってるようだ。
ま、とりあえず不老不死の強化だろうな。
レベル*30ポイントの数値で99まで上げる。
144500ポイントの消費でカンストできた。
新規のスキルは特に無いようだ。
スキルの取得はレベルではできないらしい。
毒、病にかからず1日に5回まで死亡しない。
うん、チートすぎるなこのスキルは。
しかし、ここまでチート状態なら、流石に上層に向けて移動する事もできるだろう。
っと、そういえば。
あのドラゴン、武器を持ってたよな……。
支配者の剣だっけか。
俺はエンシェントカオスドラゴンの死骸をあさり、剣を取り出す。
武器の威力は27200、凄まじい威力なんだろうが元ステータスが強くなりすぎていて微妙だ。
しかし、スキルが2つも追加された。
一つは飛影剣、遠距離攻撃スキルのようだ。
飛び道具は正直ありがたい。
いくら死ににくい体になったとはいえ、進んで傷つきたくはないからな。
もう一つは支配者の威圧、殺さずに倒したモンスターをテイム出来るらしい。
これらはスキルポイントの消費が不老不死よりは少なくて住んだ。
名前 諸屋広和
種族 人間 クラス ドラゴンスレイヤー
Lv 26829 加護 なし
HP 9542213/9542213
MP 1281351/1813591
筋力 193404 耐久 198993
魔力 186343 器用度 173912
素早さ188167 抵抗値 185747
スキルポイント 273442
スキル
不老不死Lv99(一日に5回数死亡をキャンセルする。(残4)
HP、MPを1分に99回復する。老化停止、毒、病気無効)
飛影剣Lv99(MPを40消費し500m先まで斬撃を飛ばす。威力は通常)
支配者の威圧Lv99(殺さず倒したモンスターを支配する、Lvで成功率変動)
武器 支配者の剣(万能)[威力27200]+[筋力193404]=攻撃力220704
防具 服の残骸
アイテム ファ○タグレープ(100ml)
お金 7200円
ステータスを見る限り、物理方面では無敵に見える。
流石にさっきのエンシェントカオスドラゴンがまた出ると不味いが。
アイテムがない以上同じ手が使えない。
能力的に同格でも、HP差が10倍じゃ話にもならないしな。
あんな最終ボスが複数いるなんてことのないように祈りつつ、
俺は東京ドームよりでかいこの広間を抜け、上層へと続く階段を登り始めた……。
今日は初日なので、少し話が短すぎたかと思い、もう一本投稿します。
ストックは30弱なのでちょい厳しいんですがw