帝国学生の日常Ⅳ
お久ぶりです…すいません…1ヶ月に一話…これからは…頑張ります
ズゴゴオオオオオォォォォォンーーーー
もの凄い音と爆発…コインの魔法私達の完全なる守護精霊発動…コインが輝き降ってきた何かを押して教室の壁や机を破壊していく…そして床の魔法陣を押しつぶし、教室が消える。そして半透明の膜で覆われた球が完成する。
「これはいったい何なんだ…おい、ナイト。それは?」
「ああ、これのことか…これは軍の完全防御魔法の魔法陣をかいたコインだよ。」
「それぐらい見たらわかるよ。そんなことではなく、なんでお前がそんな高価なものを持っているんだ。」
「それは…昨日、姉さ、ウダマイオ教官から預かった。これは…知っていると思うが、僕たち10人だけを護る魔法でほぼ無敵だ…。」
「待て、どうして。おまえは知っていた。」
「実は少し前にスパイが捕まったそうだ。これは王国かそれともテロリストかはわからなかったが、自害した時に電波で情報を漏らしたらしい。」
急に誰も喋らないようになってしまった。
ガチャ⁈
全員が降ってきた何かを見ようとしたが、煙で見えない。
しかし、ギギギと扉が開く音がした後、
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
魔法壁がぐらぐらと揺らぐ…火の弾丸…いったい誰がこんなことを…
「ミッション完了。撤収…………………いや、まだだ。」
だんだんと煙が晴れ人影が見える。
「誰だ。」
「黙れ、帝国の糞国民どもが私に敬語を使わないなど、丸焼きにしてくれる。グハハ」
王国の兵か。煙が晴れて…王国の兵の服装。そして、手にはマシンガンに紋章が入った武器を持っている。これでは、魔法科学よりも発動時間が短い魔術にはかなわない。
「おい、お前らあいつは王国の兵だ。」
「何?あいつらが?」
「あの頭が腐った野郎か。何にも詰まってないな…」
マタホントとガーネットが立ち上がり、
「ガーネット」
「マタホント」
「コンビ魔法集中爆撃発動‼︎‼︎」
ドン!
王国の兵がいた場所が魔法に叩きつぶされ跡形も無くなる…
「ぐはっ」
…足が引きちぎれ足は既に蒸発していた…
「す、すいません。命だけは…」
…カチ…ものすごく静かな音でなり響いた…
「チッそう言われるとな。まあ…縛っとくか?」
「馬鹿野郎め。命に代えてもお前を…」
「死ね。クズが」
モキョモキョ⁈何だこれは…⁉︎
読んでいいただきありがとうございました。またの機会にぜひどうぞ