帝国学生の日常編Ⅰ
はいはい、今回の更新は作っていたので早く出来ましたが、次話はそこそこ先である可能性大だと思いますが、どうぞ第二話を読んでください。また、後書きで
ルルルルル…ルルルルル
少年は目覚まし時計の音で目を開けた…
ああ、今日も学校か…と少年は思う。
「何してるの〜、ナイト。朝ごはんできてるわよ。」
「ごめん。母さん。」
「あんた、時間大丈夫なの?」
「大丈夫だって母さん。」
帝国タナスティーでは、基本的に14歳まで基礎魔法を学校に通い習い、15歳からは兵士になるか、それ以外の職業につくかで別れる。兵士になることを志願するものは、帝国軍の学校に一年間通い合格した者だけが軍に入り兵士として働くことが出来るシステムをとっている。その他の職業もそれぞれの専門学校へ行くシステムをとっている。
「ナイト、今日のニュースしっかり見ておきなさい。」
「ちゃんと、見なさいよ。」
え〜只今、軍の上層部から連絡が入りました。あと半年で休戦協定100年のパーティーをこの帝国タナスティーの帝都ウルガドスにて行うことを決め、今年の兵士の初任務はこのパーティーの護衛となることが決められたそうです。続きまして、帝都郊外にて殺人鬼…………
「わかったよ。てか、時間やばい。行ってくる。」
ドアが開いて教官が入ってくる。
「お前ら一時限目は魔法化学の時間だぞ。早く教室を移動しろ。」
「「分かりました。教官」」
「よろしい。」
教官の横暴な朝礼は毎日の事で声が小さいと校庭10周という地獄の目にあわされる…10周はだいたい3キロ×10周=30キロぐらいかな…一回マジでなったことがあったな…とか考えてる間に魔法化学室に着いた。ここの教官は若くて可愛いおっとりした女の教官だが、ものすごくすごい兵士らしくてどうしてこんな学校で働いているのか分からないと教官達の間では色々な噂がとんでいる。
「おはようごさいます。ではこれから魔法化学の授業を始めます。まずは、基礎の復習からしましょう。まずは、空気中にある聖子に命令を与えます。この時、考えることで魔法を発動出来ますが、詠唱や文字にして表す方が強い威力や効果等が得ることができます。この事をしっかりと覚えましょう。復習が何より大切なのです。また、化学と科学は違います。科学というのは帝国が得意とする魔法の事を指し、魔法化学というのはその魔法を使う時の事象を学ぶ学問です。魔法科学は魔法化学・魔法物理・魔法生物・魔法地学・魔法基礎学・魔法数学・魔法文字学に分けられこれを全て行う必要があります。そこで私は……」
長い…早くこの授業終わらないか…などと考えてる間にナイトは眠りに落ちた…
「……ということですが、この説にはこんな説もあって。あら、もうこんな時間今日の授業は終わりです。」
「あ〜長いね。」
「今日もマルダイ先生話ばっかだったね。次って何の授業だったっけ?」
「次は戦闘実技だよ。」
「マジで⁈」
ガサガサと騒がしくなり、ナイトは目を覚ます…
前書きで申し上げましたように次話はそこそこ先である可能性が高いです。こちらも精一杯書かせていただきますので第三話を待ってください。