結成!『光の戦士』
[Bランク勇者のガイアスをワンパンし、ギルド内を盛り上げた北条光は一躍有名人となり、暫定Bランクの勇者として登録することができたのであった。]
「光さん!かっこよかったよ!それに、暫定Bランクなんて、凄すぎるよ!」
と、セリアがぴょんぴょん跳ねて寄ってくる。
「登録は完了しましたので。これがあれば依頼を受注できますよ。」
と、お姉さんから銀色のプレートをもらう。
「あ、そうです!光さんはソロで活動しますか?それともマルチで活動しますか?マルチならパーティを製作しますが。」
ふむ…ライダーを目指すものとしては一人がいいが…。この世界に詳しいものがいたほうがよさそうだな…。
「あ、はい!じゃあこのセリアちゃんと私でマルチで活動します!」
「え!!!???」
「わかりました。それではここにパーティの名前を記入してください。」
「えっ、ちょ、ちょっと、!なんでこんなに話が進んでるの…!?」
「あ、いやだった?」
「嫌じゃないけど!むしろこんな人と一緒にいれるなんて本望だけど!」
「じゃあなんで?」
「そりゃ少しは話してからじゃないの?こういうのって!!」
「あ〜ごめん…。けど、パーティ組んでくれるよね?」
「〜。もちろんです!」
「じゃあパーティ名どうする?」
そう、私はあんまりネーミングセンスがいいとは言えないのである。だからここで変な名前にしてしまうと後々痛い目を見ることは目に見えていた。
「光の戦士…なんてどうかな…?」
と、恥ずかしそうにセリアが言う。
「光の戦士…?なんで?」
「えっと…それは私が、オーガ殺されそうになっていたところを助けて下さった光さんが、私にとって、光だったので…。ちょっとまずかったですかね、。」
「え、めっちゃいいじゃん…。」
なるほど…私からは出ないアイデアだ。けど、これ、RXの曲と一緒の名前なんだけど……。まぁ、けどいっか!
「じゃあお姉さん。私たちのパーティ名は『光の戦士』でお願いします!」
「わかりました!それでは『光の戦士』のお二人の活躍を大に期待しています。それでは頑張ってくださいね!」
そんなことがあり、無事2人でパーティを結成できたのであった。
これにて投稿を終了させていただきます。また、いつか同じ様な題材でストーリーを展開していきたいと思っております。これまでのご愛読ありがとうございました。