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一撃!光のキック!

更新遅れてしまい申し訳ございませんでした。

なかなか、急用があったりと作品に手を加える時間がなく、前回の更新からとても遅くなってしまいました…。今後も楽しんでくれるとありがたいです。

北条光は鬼に襲われていた少女セリアに連れられ、始まりの街ネオジュクという新宿をもじった感じの街へやって来た…のだが。新宿とは全く違い中世のヨーロッパのような街並みをしている。

すると何やら大きな教会?のような大きな建物が目の前に現れる。


「光さんここです。ここが勇者ギルドです!ここで仲間を募ったり依頼を受注することができるのです!もちろん!登録もここでやらさせてもらいます!」

「そういえばなぜ私は勇者にならなきゃいけないの?別にならなくてもよくない?」

疑問に思ったことを聞いてみる。初めて会ったのにすぐに勇者になってくださいと言われるのはちょっと……。気が重いと言うかなんというか。

「それはもちろん!勇者になればならないで活動するよりも様々な恩恵が得られるのです。」

「例えば?」

「もちろん依頼を達成したときの報酬はもちろん人助けをしたときもギルドのほうから報酬を得たりすることができるのです。」

なるほどね。確かに報酬は大きいが報酬目当てと思われたくない。私はただ単純に人を守り、助けたいのだ。しかし、他にやることもないし何の宛もなく世界を巡るのは少し不安ではあった。

「けどまぁ、やることもないし、いっか。」

と私は思ったのだった。

するとセリアは笑顔でこちらを見て

「はい!」というのだった。

私たちは大きな扉を開けて中に入る。

「勇者の登録をすると言ったが私は何をすればよいのだ?」

するとセリアは私の手を取り

「今話すのは面倒なので受付の人から聞いてください!」

「お、おう。」



「はじめまして。登録ですか?」

と、受付の人らしきお姉さんがこちらを見る。

「はい!この人の登録をお願いしたくて。」

「はい。そちらの方ですね。それではこちらの紙に登録するお名前、種族、性別などを書いてください。」

そう言ってお姉さんは紙とペンを私に渡す。取り敢えず記入欄の内容はステータスに書いてあることを書けば良いので楽に書くことができた。

「えっと……北条光さん。種族は人間、性別は女性…。なんと!オリジナルスキルを4つも…!?あなた…何者ですか!?それにこのステータス。まだLevel12なのに…全てのステータスが4桁なんて!」

と驚いていると、それを見たのか聞いたのかギルド内がざわめいている。すぐ近くにいたセリアも目を輝かせこちらを見て。

「流石です…。光さん!」

と感情が高まっているのか声が大きい。

その他の人達も

「おい…何もんだあいつ…。」

「けど…綺麗だな…。」

などという声が聞こえるがそれが凄いのか分からないが恐らくこの驚き具合からして凄いことなのだろう。

「えっと……それでは属性を調べますのでこの魔晶石に手を置いてください。」

属性?というのは分からないが恐らく火とか水とかそんな感じのであろう。

私は魔晶石に手を置く。すると様々な色に変色し光を発した!

……………。

私はすっかり目がくらんでやっと治った頃には受付のお姉さんが目を点にして立ち尽くしている。

「あの〜…どうしました?」

「あ、はい。属性についてですが…火水風土の4属性です…。」

お姉さんの顔が少し青ざめている、そしてまたも周りがざわめく。セリアはと言うとまるで死んだ魚のような顔をしている。

「4属性ってすごいんですか?」

と私は聞いてみる。

するとお姉さんは食い気味で

「すごいなんてレベルじゃないですよ!2属性でも珍しいのに4属性なんて…。王宮魔道士の方でも多くないですよ!?」

と答えた。

珍しいそうだ。しかし魔法とやらの使い方はさっぱりなんだが…。

「取り敢えず登録はこれで完了かい?」

流石にこれ以上ここにいるのは気持ちが悪い。が、世の中そう甘くない。

「ちょっとまっててください。今からランク調査の為、模擬戦を行ってもらいます。」

「模擬戦?!」

私は思わず口にしてしまった。そりゃあいきなり模擬戦と言われたらびっくりするに決まってる。

「相手は俺が仕様じゃねぇか!俺はBランクのガイアスってもんだ!」何ともいかつい容姿の男が乗り込んでくる。

「ガ、ガイアスさん!よしてください!相手は4属性だとしてもまだ登録もしてないルーキーですよ!?」

お姉さんが慌てるようにガイアスを抑え込もうとする。が。

「いや、結構。私はこの男とやろう。」

自分から名乗り上げるとは良い魂を持っているではないか。そんな漢の誘いを断るのは私の魂が許さない。私は相手に向かって構える。

「私の名は北条光!いざ尋常に勝負!」

「ちょっとまてぇ!こんなとこでやられると困ります。」

おぉ…そうだった確かにこんなに人が居たら巻き込まれるかもしれない。

「取り敢えず外でっ…。」

お姉さんに連れられ外に出るとセリアが私の袖を掴んで

「光さん。相手のガイアスはかなりの手練です。気を付けて頑張ってくださいっ!

「あぁ!頑張るよ!」


「それでは模擬戦を開始しますこの結界の力によって致命傷は無効化され痛みを与えます。安心して戦ってください。」

そう言って青い宝石?を取り出し天に掲げると周りが淡い光りに包まれる。

「それでははじめッ!」


「さぁ、嬢さんよ準備はできたかい?」

ガイアスは自分のもであろう斧を振り私に問いかける。

「無論だ!早速やろう!」

「そうか…。よし、行くぞ!」

目の前からガイアスがふっと消える、と思った矢先目の前に現れる!

「なっ!」

間一髪避けたがあれを喰らったらかなり不味かった。

「ほう…これを避けるか…やるな!」

まずいな…。これは少し本気を出すしか無いか…。

「はっ…まだまだいくぞ!天下無双!!」

大振りだが、ものすごい速さでふりかかる。

「でたっ!ガイアスさんの天下無双!あれをやられたら終わりだな。」

と周りの勇者たちがざわめいている。そんなもの!関係ない!相手が来るなら好都合!

「くらえぇ!きりもみ式キィック!」

相手の斧が私の体に近づいた刹那、私は空中を舞い、強力な蹴りをくらわせ優雅に着地する。

「ぐはっ……」

という声とともにガイアスはその場に気絶する。 どうやらお姉さんの言っていた致命傷は避けるというのは本当のようだ。そんなことを思っていると周りから歓声が聞こえる。

「すげぇ…ほんとにやりやがった。」

「わしはやると思っておったよ。」

「あのねぇちゃんやるなぁ…」

すると受付のお姉さんがやってきて

「す、すごいですね…まさかガイアスさんを倒してしまうなんて。とりあえず光さんは暫定Bランクということで登録しますね。」

「よろしくお願いします。」

と,いかにもごく普通の返事をした。




ペースの都合上変な切り方をしてしまい申し訳ございません。いつか、スペックとか載せた会も入れてもいいのかな〜なんて思ってます。今後もライダー少女BLACKをよろしくお願いします。

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