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異なる世界で


………………。ここはどこなんだ…?とっても静かで…何だか、心地良い…?

?何だアレは……目の前に光が見え私は訳も分からないまま進んだ。するとそこには……

「おぉ…死んでしまうとは何事だ!」と理由の分からんことを言う変な服着たオネイサンが立っていた。頭にはよく分からないフラフープのようなものを付けているし、妙に開けている服?のようなものを着ている。こういうファションが流行っているのか?と私は考えた。そんなことはまぁどぉでもいい。取り敢えず前に立っている謎ファッションのオネイサンと二人で無言は気まずいのだ。何か話さねば…。

「あの…たいっへん申し訳にくいのですが…貴方様はどなたでしょうか……?」と申し訳無さそうに聞いてみた。するとオネイサンは「死んだのに驚かないのですね…。まぁいいでしょう。私はこの世界を見守る女神のアースです。あなたのことをずっと見ていました。あなたは普通の人とは少し違う人生を過ごしましたね。」とにこやかにこちらを見つめる。なるほど。理解した。この奇抜な謎ファッションのオネイサンはあの女神様らしい。しかし実物を見るのは初めてだ。そんなことを思っていると。

「早速ですが本題です。」

とアースさんは言う。

何だろう。何か用があってこのよく分からない空間にいるのか。

「本題とは…?何でしょう。」

よほど何かあるのだろう…。と私は考える。

「はい。あなたは若いうちに、それに人を助け死にました。そこで私から提案です。別の世界に生き返って人生を、やり直すというのは?」

驚いた。まさか生き返る事ができるとは…しかし、別の世界とは何であろうか…?などと考えているとアースさんが

「その世界は魔王というとっても悪い人?のようなものが魔物という凶暴な生物を統率し人々を脅かしています。それを逸早く止めさせてほしいのです。どうでしょう…ただとは言いません。あなた専用の装備やスキルなどを4つまでお付けします!」

なるほど…。理解した。いやそれにしても素晴らしいことを聞いた。これはまるで仮面ライダーの世界ではないか!こんな話飲まないわけはない!

「つまり、ゴルゴムが悪さをしているのですね!任せてください…そのために私は生まれたのです!」

目を輝かせ大きな声で返事をする。

するとアースさんは

「そうですか!ありがとうございます!それではご希望を聞かせてください!」と言う、が。「あの、装備は分かるのですがスキルとは何でしょう…?」

当たり前のように言っていたのだがそれが何を示すのか私はよく分からない。

「あぁ、説明してませんでしたね!スキルというのは…」

アースさんは私にスキルについて、そしてあっちの世界について教えてくれた。

あっちの世界には魔王と呼ばれる怪人?のようなものが7体いて物凄い力を持っているらしい。人間側には勇者と呼ばれる戦士達がいて、その魔王に立ち向かうらしい。

スキルというのは個人に宿る才能や能力の事であり、その人特有のものもあれば皆が努力すれば得られるものもあるという。また他にも魔法があるというのだ。魔法については私は何となく分かる。要するに魔力を使って自然的なことや不思議なことができるということだ。そして、アースさんは私専用の特別な装備だったりスキルだったりを与えてくれるそうだ。ということは…。

「仮面ライダーに変身するっていうスキルとかって貰えたりします?」

と聞いてみる。するとアースさんは少し考えるようにし、「はい!大丈夫です!」と言った。私は飛び上がった。遂に、念願の仮面ライダーになれる!と考えるだけであっちの世界が楽しみなってくる。

「それじゃあ…このようなスキルと…」

とアースさんに依頼する。

「わかりました。それではこれから異世界に転移させてもらいます。それでは幸運を祈っていますよ。」

とアースさんは優しい笑みを浮かべ手を振った。

「ありがとうございます!」私はそう言って手を振り返す。あぁ、楽しみだ…!物凄い光りに包まれ思わず目を瞑る。




目を開けると……。

草原の上に、私は立っていた。ぱっと見た感じ、かなり地球とは違うようだ。何とも不思議な生き物たちが蠢いている。そんな事を見て新鮮な気持ちになりつつも、自分のステータスを見る。ステータスというのは自身の身体能力やスキルなどが示されているものだと、アースさんが言っていた。

 

【北条光】 Level 1

職業 [無職]   種族 [人間]

攻撃力1983

守備力320

すばやさ692

魔力∞


称号

【転生者】【孤高の戦士】【女神の寵愛者】


スキル


【変身】 変身し、身体能力などを上げる。使用時とてつもない魔力を使う。また、変身時のみ使用できるスキルなどが追加される。

【ライダースキル】 キックやパンチなどに物凄い補正が入る。

【進化】 永久に進化し続ける。

【マテリアライズ】 イメージしたものを3つまで具現化する。 


という内容だった。なんか1つ不思議なものがあるが何かの間違いだろう。それにしても本当にオーダーが通っている。これは完璧に仮面ライダーではないか?

とりあえずこの世界でどのぐらいの身体能力なのか確かめてみよう。まずは100mからだな。適当な距離に岩があったのでそこまで走ってみよう。

「おぉ!す、すごいぞ!!地球と比じゃない速さだ!だいたい3秒ほどか?」

そうだ。この世界に行くと前世で鍛えていたことに補正がかかるそうだ。いや、これはかなりすごいぞ…しかし、私は何をすればよいのだろうか…。ずっとここにいるわけにもいないしな……。などと考えていると「きゃぁーーーーー!!」と言う悲鳴が聞こえてくる。「何だ!?まさか…!」私は悲鳴の聞こえるほうえ駆けつける。すると……私と同い年くらいの女の子が鬼のような怪人?に追われていた、「た、たすけてー!!」と大きな声を上げているそんなもの助けるしか無いだろ!私は鬼の前に立ちはだかりじろりと睨みつける。それと同時に私は構える。最初に動いたのは鬼だった。鬼は何処からか物凄い大剣を取り出し大きく振り上げた。「や、やばいよ!お姉さん!あの構えはオーガの必殺技、一刀両断だよ!早く逃げないと!!」と女の子が焦ったように言う。確かに…これを受けたらかなりまずそうだ。しかし…ここで逃げると後ろの彼女に被害が…。ここは受けるしか無い。「キミは早く逃げるんだ!」

「え、で、でも…。」

「早く!」

「う、うぅ…わかりました。逸早く助けを呼んできますっ!」とそう言って彼女は走り出した。変身してもよいのだが…。少し自分の力を確かめてみたいな…。「えぇい!これでも食らえっ!」取り敢えず本気パンチを相手に叩き込む。前世ではクマをワンパンしたこのパンチでもこの鬼は倒せないだろう。しかし、この世界の補正がどのくらいなのか分からないので結構ダメージは入るだろう。などと思っていたら。シュゥゥ…と音を立てて鬼は消えていった。「ん?!」

「あれ?どうしよう…。パンチでワンパンしちゃったよ。あれ?え?ちょ、ヤバいくない?」

と慌てていると。〘Levelが上がりました。それに伴い、特級スキル[一撃必殺]を獲得しました。〙という謎の声が何処からか聞こえてくる。「あ、あんた誰だ!?」と聞いてみるも返事がない。恐らくナレーションのようなものだろう。そんなやりとりをしていると先ほど助けた女の子が人を何やら人を連れてやって来た。「あの、オーガは何処に?」と少女が聞く。「あの鬼か?私がやっつけたぞ!」と言うと辺りがざわめいている。「あのオーガを一人で…?」「何もんだあいつ…」などという声が聞こえる。何かおかしなことをしただろうか。「と、取り敢えず付いてきてください!」と少女が言う。まぁ、ずっとここにいてもやることは無いためついていくことにした。なんと馬車が用意されていてそれに乗って移動した。馬車内は意外と広く、人が8人ほど座れるくらいの余裕があった。私と少女は隣の席に座る。すると。

「ところであなたは何者なんですか?」

と少女が

「私か?私は北条光だ。よろしくキミは?」

「わ、私ですか?私の名前はセリアです。一応…勇者をさせてもらってます。あなたは勇者ではないのですか?こんなに強いならすぐに上位の勇者になることができると思うのですが…。」

と少女いやセリアが言った。

「あぁ…勇者ではないな。上位の勇者とは何だ?順位でもあるのか?」

「はい、勇者は如何に人を助け社会に貢献したかによってポイントが得られ、ランクが上がります。あ!ランクというのは勇者の評価です!ランクが高いものほど難易度の高いクエスト、あ!クエストというのは勇者に、与えられるお願い?のようなものでそれをクリアするとこのカードに記録されポイントがもらえるのです!それで…えっと…?なんでしたっけ…?」

あれれ?と首を傾げる彼女を見て私は…(あ〜もしやおバカさんだな?)などと思ったことは秘密である。

「あっと…勇者のランクのとこかな?」

と私は彼女に告げる。すると彼女はそうだった!と言わんばかりの顔で手をぽんっ!ってする。

「そうです!ランクの話でしたね!ランクはE~DXまであり、私はDランクです。まぁ、下から2番目ですね…。先ほども言いましたが高ランクに行くほど危険は伴いますがその分もらえる給与は大きいのです。そうだ!光さんも勇者になってみませんか?」とセリアは目を輝かしこちらを見ている。それに多少突っ込みたいとこもあるが…まぁ良いだろう。そんな話をしていると馬車の御者さんが「おーいそろそろ着くぞ、準備しろよ。」

「そういえば…私達はどこに向かってるの?」た少女に聞く

「あぁ言ってませんでしたね!私たちが向かうのは新米勇者の集う街、ネオジュクです。」と普通の顔で言うので少し笑ってしまった。なぜって?新宿じゃん!ネオジュクって!

「ネオジュク……?」

「はい、ネオジュクです。」やっぱり当たり前のように答える。

「そ、そうか…?まぁそういうのもあるだろう!」

「?」セリアは全くわかってなさそうだそれどころか不思議なものを見ているような目で私を見つめている。

「ぁ〜そこで私は何をするのだ?」

と聞いてみるとあぁ!そうだった!と言う顔をする。何だろうこの娘すっごい顔に出る。

「そうです!あなたの詳細を調べて勇者になってもらいます!これは決定事項ですね!」

あ、決まってるのね。はい、わかりました。

前世の光ちゃんの身体能力とか気になる人が居たらぜひ。


パンチ力1.0t

キック力1.8t

100m 7秒

ジャンプ力3m


と尋常じゃない人間離れした身体能力をしてます。

次回からは付いに光が異世界転生定番のアレをやります。

お楽しみに!

追記、1週に1回できるかできないかの更新になります。

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