夜のタクシー
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:夜のタクシー
だいぶ夜遅くなって、辺境の土地に来ていた私は
何とかタクシーを拾うことができた。
女「言いますので、よろしくお願いします」
運転手「はい、かしこまりました」
真っ暗闇の中をどんどん走って行く。
横に池があって、それらしい雰囲気だった。
運転手「お客さん、あんな所で何してたんですか?」
女「……」
運転手「…あ、すいません。余計なこと聞いちゃって」
女「……」
車はどんどんどんどん走って行く。
やっと都内に入ってきて、
私の住んでるアパート周辺まで帰って来れた。
女「あ、そこの道、左です」
運転手「はい分かりました〜」
もう私のアパートの真ん前。
女「あ、ここで結構です。ありがとうございます」
運転手「はい、ありがとうございました」
お金を払って車を降りて、アパートの階段を上り、
自分の部屋へ。
玄関を入ってからリビングまでトコトコトコと行き、
他に何もせず、私はそこに座った。
そして外に向けて耳を澄ます。
女「……………………」
やっぱり、車を発進させる音が聞こえない。
ずっとドルルルル…という音が聞こえた挙句、
ドルゥン…とエンジンの切れる音がして、
辺りは静かになった。
このアパートは、他にも人がちらほら入って居るが、
他人のことには一切我関せずで、
昼でも夜でもずっと静寂にある。
とりあえず玄関のドアの鍵は閉めず開けたまま、
私はトイレとお風呂場へ行くことにした。
そしてまた他には何もせず、
トコトコトコとリビングへ戻ってきて座る。
テーブルの上には何もない。ただ座って
背後の気配に心を澄ます。
後ろにタクシー運転手の人影が立って居る。
女の首がゆっくり180度後ろに向き、
タクシー運転手を睨み付けるように見る。
その瞬間、床が抜け落ち、暗闇になったその床に
運転手「お…おぉわあぁあぁああぁあぁ…!!」
運転手は落ちて行った。
それから運転手は、想像を絶する拷問に掛けられる。
運転手にとってはこれが地獄になるのだろう。
そしてまた記憶が無くされ、冒頭の画面に戻り、
私にした事と同じことを繰り返す。
(※)これまでにアップしてきた作品の内から私的コレクションを再アップ!
お時間があるとき、気が向いたときにご覧ください^^
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=mzJ2NjC5Pyk
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
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