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詩集 対翼の少年少女  作者: 仲仁へび
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01 対翼の少年少女



 ずっと ずっと 背中に翼がはえたら良いなって思ってた

 君と二人 空中で 町を見下ろしたい


 ゆっくり ゆっくり 空に向かってかけあがるのは

 すごくとても 楽しそうで


 ずっと ずっと 空で二人きりの時間 夢を見ていたい

 それが 絵空事でままならない事だとしても


 たった一瞬だけでいい 叶うなら


 晴れた 空に 願いをかける物語

 ここから始まって、 次の一歩には忘れ去ってしまう


 青空の下の物語





「ストーリー」


 世界を守るために、私は犠牲になる事に決めたんです。

 助けに行った僕は、彼女に空の祭壇から突き落とされた。

 でも、それじゃ飛べないよ。


 だって僕らは、二人で一つ。

 この背に宿るのは片翼。


 これじゃ、地面に落ちてしまうしかないじゃないか。



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