98/138
炎の巫女
感情の無い巫女。
私と似た存在。
従者も同様だ。
違いは感情を与えられたかだけ。
死への恐怖をなくす為、
此の世界の皇はそうした。
守護者として
此の娘の為にできる事は何も無い。
此の世界の統治者が
定めた法に介入など出来ない。
守護者に出来る事は
世の秩序を維持する事だけだ。
そんな風に言い聞かせながらも、
何処か過去の私と重なり、
私は何か出来ないかと考えてしまった。
炎の巫女への挨拶で顔を合わせた時、
虚な表情にそう思わされた。
感情の無い巫女。
私と似た存在。
従者も同様だ。
違いは感情を与えられたかだけ。
死への恐怖をなくす為、
此の世界の皇はそうした。
守護者として
此の娘の為にできる事は何も無い。
此の世界の統治者が
定めた法に介入など出来ない。
守護者に出来る事は
世の秩序を維持する事だけだ。
そんな風に言い聞かせながらも、
何処か過去の私と重なり、
私は何か出来ないかと考えてしまった。
炎の巫女への挨拶で顔を合わせた時、
虚な表情にそう思わされた。