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冬花  作者: 忘憶却
第二章 家族(春)
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お役目

 二、三日もして

 私の心が色を取り戻した頃、

 その様子を見て

 春風はお役目の話を始めた。


「冬花、よくお聞きなさい。

 私たち巫覡かんなぎのお役目を話します。」


「私たちのお役目は

 季節の神々に使えることですが、

 その内容は

 大きく三つに分かれます。」


「一つ目は、季節の始まりと終わりに

 御挨拶に参ることです。

 これは、冬花も見ましたね。」

「二つ目は、神様同士の衝突を

 緩和させることです。」

「最後に、先ほど申したことを

 行えるよう備えておくことです。」


「この世の中というのは、

 多くの世界が互いに影響し合い、

 均衡を保っています。」

「私たちが暮らす世界では、

 四季を司る神々が

 その役割を担っております。」

「私たち巫覡かんなぎ

 その手助けをするのです。」


「貴方には、

 これら事が十分できるよう

 修練に励んでもらいます。」

 というところで、馬車が止まった。


「まずは、

 皆さんに挨拶をしましょう。」

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