表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
冬花  作者: 忘憶却
第三章 守護者(深緑)
89/138

石碑の前

 僅か数分。

 其れが私に許された時間。

 全てを解決するには短すぎる時間に

 少しの不安は在るが、

 石碑の前まで足を進める。


 石碑には

 多くの人の思念が絡み付いて居た。

 そして此の二人は影響を受け、

 心威は強制的に発現させられた。

 骸ながらも二人は

 此の森に生かされ続けた。


 二人の心威の暴走により森は形成され、

 森は二人を守り続けた。


 このまま森の核となる

 二人を始末しても終わりだが、

 其れは此処迄通してくれた

 木々達を裏切る事になる。

 此の森の人への信頼を袖に振っては

 其の先の未来への被害は

 容易に想像できる。


 先ずは知る事。

 私は石碑との共鳴を始めた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ