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冬花  作者: 忘憶却
第三章 守護者(深緑)
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共鳴の呪い

 私があの数年間で得たまじないの中には、

 神器の性質を自身迄

 適用させる事も可能では有る。

 だが、神器の感覚迄もが私に共有される。

 其れは詰まり、

 物の声が聞き取りづらく成る。


 私の腰に掛かる竜骨の刀は

 生命では無い。

 よって、其の性質を私自身に適用させれば

 問題は解決するのだが、

 私の巫女として培って来た

 最も得意とする技術がほぼ扱え無く成る。


 私の戦闘を支える技術でも有るが、

 其れは此の刀に宿る竜が

 代わりに補うとして、

 今回の任務の様な何かを探す際に

 非常に不利である。


「如何しますか。」

「やるしかないだろ、

 共鳴を解いて結ぶを

 繰り返すは負担だろうが。」


 まじないを掛けて、

 私は森へと足を踏み入れた。

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