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冬花  作者: 忘憶却
第二章 家族(秋)
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盂蘭盆

 今までに四季の神々に仕えた巫覡かんなぎの墓前。

 どんな思いで、仕えていたのだろうか。


「世界平和や全員幸福といったものは、

 いまだに訪れた事は有りません。

 貴方の願う事は

 それほどに難しいことなのです。

 きっと、此処に居られる方の中にも

 それを願った方も。」


「積み重ねられた思いは、

 次へと託され、変化し続けていく。

 貴方が願い、叶えようとすることで

 今、叶うのかとしれません。

 それとも、次の、次の誰かが

 叶える為の力になるのかもしれません。」


 帰り道、春風にそう言われた。

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