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五里霧中
眠る前、布団の中。
天井を見上げて春風に話す。
「私、悩んでいます。
今、頭の中で整理が付かないような、
何をどうすればいいのか分かりません。」
「今日はどうしたのですか。」
「目の前の事に囚われすぎていました。」
「そうですか。」
「そういう場合は、
常に自分の立ち位置を見失わない様に、
見失ったとしても見つけられる様に
していれば大丈夫です。」
「気がついたときに、
『どうしてそれをするのか。』を
考えるようにしていれば、
貴方は、貴方を見失いませんよ。」
「少し、外の風にあたりに行きませんか。
偶には夜更かしでもしましょう。」




