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冬花  作者: 忘憶却
第二章 家族(秋)
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鳥の囁き

 家に帰ってから、型を何度も行う。


 こうではない。

 これではない。

 これでもない。


 考え直す。


 相手の事。

 この竜骨の剣の事は知らない。


 そういえば、

 秋月は前日に縁側で足を組み

 月光に照らされた刀を載せて

 目をつむっていた。


 試しにやってみる。

 何も起こらない。


「ぷっ。」

 夏鳥に笑われた。



「あー、あれね。」

「自分の使う神具くらいは

 声は聞き取れるよ。」

「兄ちゃん律儀だから、

 前日に話していたのかもね。」


 少し、夏鳥は空を見上げた。

「ちょっと、焦りすぎじゃないのかな〜。」

「もうちょっと楽しても

 迷惑はかからないよ〜。」

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