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竜骨の剣
家の外、近くの草原へ連れて行かれた。
「私は神器に好かれるようで、
ほとんどの神器を使うことができますが、
特に好んで使うのは、これです。
そう言って何もない空間から、
骨でできた二刀一対の神器が出された。
刀身は太く、鋭い刃はなく、
骨が辛うじて刀の形を保っているようだ。
「これは、竜骨の剣。
魔法剣の一種とも言われている。」
「基本的には、使用者が内包する力を
吸収し、解放する程度です。
わかりやすく言えば、
衝撃波を飛ばして攻撃に転用する
と言ったところですか。
力を込めて振ればこんな感じに。」
草原の奥まで橙の一閃が飛ぶのが見えた。
「比較的扱いやすい神器です。
慣れていないと
使用するのにずいぶん疲れますが、
この刀は使用者を傷つけないように
守ってくれます。」
「まずは、これを使ってみよ。」




