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冬花  作者: 忘憶却
第二章 家族(夏)
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神具

「この箏は、祭祀のためにある、

 特別なものなのです。

 使い方を誤れば、呪いとして

 人を傷つけることもできます。」


「例えば、このように。」

 と弦を弾くと、空気が心地よく揺れた。

「正しく使えば、

 安らぎを与える物となりますが、」

 

 弦を弾くと私の耳元の空気が弾けた。

「今のは意図的に弱めましたので、

 当たっても少し痛いと感じる程度ですが、

 加減を間違えれば、弾け飛びます。」

「それほど扱い方を間違えれば、

 危険な物なのです。」


「蔵の中にある物もそうですが、

 神具は貴方もいつか使いますので、

 充分に気をつけてください。」


「良い機会ですので

 今後、神具の使用できるように

 修練していきましょうか。」


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