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冬花  作者: 忘憶却
第二章 家族(春)
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晩春の挨拶

 石段を登り終え、

 春風と共に本殿の前で伏せる。


 春霞命はるのかすみのみことの時と同じように

 おごそかな雰囲気が流れる。


朧彦葉命おぼろひこはのみことへ申し上げます。

 わたくし四季崎しきざき春風はるかは、御身の言霊に従いて、この春が皆の心に暖かさを齎す様、日々を過ごして参りました。然るに、我が身を捧げる事を以て、生命の活気付く夏の始まりへと繋げる事をお願い申し上げます。」


 以前と同様に、ことを用意して、

 曲をそうする。

 春の終わりを告げる音。

 草原が深緑に色づく。

 

 終わり頃、

 また、春風の影が薄くなっていた。

 

「––––––––––」


 やはりやしろの向こうの声は聞き取れない。


「本日は私の隣に居ります、

 冬花の御紹介したいと存じます。」

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