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冬花  作者: 忘憶却
第二章 家族(春)
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光に隠れる影

 きらびやかな街、

 まるで何も闇が無いかのように。


 中心街は賑わっていた。

 町人達の威勢の良い声が聞こえる。


 先程の場所とは打って変わって、

 随分平和であった。


「よく見ておくように。」

 市場の店、新鮮な食物が並んでいる。

 だが、どうして同じ街で

 ここだけにあるのかが不思議だった。


 店の奥の方をチラッと見る。

 貧困街やその外で見たような

 服装の人たちばかり。

 何かをお願いしている。

 だが、店主は彼らを踏みつける。


 私は、その日暮らしでごみ捨て場を漁っていた。

 単純に、気づけなかっただけだった。


「そうだよね、

 一人で生きてたら気付かない。」

 と、夏鳥は口にする。


 他にも、人として見られてはいない

 扱いをされている場を多く見た。

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