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冬花  作者: 忘憶却
序章
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冬の月

 行く当てもなく

 何処かへ歩いている。

 

 空には月。

 辺り一面の雪景色に足跡だけが残る。

 

 物心付いた時から、

 彷徨(さまよ)い歩いて生きて来ました。

 生きる事に必死で

 意味を考える事は有りませんでした。


 でも、一人で生きるには限界が有り、

 到頭(とうとう)、この雪山で倒れてしまいました。


 私は此処ここで死ぬのでしょう。


ようやく、苦しいだけの世界から解放される。」

 そう思い、ゆっくりと目を閉じました。


 月はそっと私を照らす。

 静寂が優しく包み込む。


 安らぎに満たされ、私は眠る。

 

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