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僕は捨てられた。けれど、僕は幸せだ。  作者: 小鳥遊 雪都
雪と雨月。
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時の流れ

その在りし日から十年という月日が過ぎ去った。

雨月うげつにとっての十年は短い。

だが、その十年という月日は人間の赤子を十の子供へと成長させる力を持つことを改めて雨月うげつに指し示した。


雨月うげつはそれを受けて時の流れを痛感せざるを負えなかった。


雨月うげつは歳を取らない。


いや、正確には歳を取れないのだ。


雨月うげつは人間ではない。

それでいて獣でもない。

雨月うげつようにあたる。


ようは歳を取らず、寿命を有さない。


だからと言って不死と言うものでもない。

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