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僕は捨てられた。けれど、僕は幸せだ。  作者: 小鳥遊 雪都
店主と男。
33/65

気味の悪い、可笑しな人間。

気味が悪いのはどっちだい・・・。

ただの人間風情がこの目を何ともなく見返すかい?

それもそんな好奇な目で・・・。


店主は胸の内でひとりごちり、嘲笑してみる。


雨月うげつの奴はあのガキをどうするつもりだ? 肥やして食うつもりか? え?」


店主の瞳を凝視したまま男は苛立ちを露に問いたてる。


本当にこの男は可笑しな人間だ。


何故、怖じけることもなく自分の瞳を凝視する?


同じようとて見るモノは希なこの瞳を男は人間でありながら見据え、怖じけることなく対等にものを口にする。


この男は本当に気味の悪い、可笑しな人間だ・・・。

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