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時とこね 時の詩

セーラー服のかぐや姫

作者: 時 とこね


時間はきっと増えてはくれないのだろう

河川敷一人、貴方の面影を探す

ブラックジョークで世界を包んでいったら

赤信号をみんなで渡ってみたいんだ


夕暮れ時の闇を迎えにいく使者

正しい言葉を一言も口に出来なかった

私が生まれたのはきっとここではないどこか

本当の親を探して旅に出たんだ


ここで出会った「ヒト」達とはお別れする運命さだめ

それもまた覚悟していた事実だったんだ

空を眺めて、紫に変っていく雲に

思いを馳せて大きく手を振った


ほら


私はここに居るよ!

早く迎えに来てくれよ!

そうじゃないとさ、そうじゃないとさ、

もう帰れなくなっちゃうよ……。


私はここに居るよ!

早く迎えに来てくれよ!

そうじゃないとさ、そうじゃないとさ、

もう帰れなくなっちゃうんだよ……。


闇に落ちていく街を眺めていたんだ

私の居場所なんて本当はどこにもなかった

寂しさに眦が熱くなって

堰を切って止めどなく溢れていく


どうしてここに来たのか?

どうしてここに居たのか?

答えを聞いても誰も答えなくて


何気ない明日に向かうのが

どうしようもなく恐いんだ

誰も真実を知らないんだ

私のことを分かって無いんだ


だから


私はここに居るよ!

出来るだけ早く来てよ!

そうじゃないとさ、そうじゃないとさ、

壊れてしまいそうなんだよ!


私はここに居るよ!

お願いだから来てくれよ!

そうじゃないとさ、そうじゃないとさ、

私が私じゃ無くなっちゃいそうなの


―――私を助けてくれよ―――

―――私を知ってくれよ―――

―――私ってどんな「ヒト」なの?―――

―――私って「ヒト」って言うの?―――


―――私を教えてくれよ―――

―――私を愛してくれよ―――

―――私ってわがままなの?―――

―――私って一体何なの?―――


―――私が私である意味は―――

―――私が私をする意味は―――

―――私が私を生かす意味は―――

―――全部 (イコール) になるよ―――


―――私が君を愛するのは―――

―――私が声を枯らすのは―――

―――私が私を捨てるのは―――

―――全部生きていく為なのかな―――


ほら


私はここに居るよ!

暫くほっといてくれよ!

もう帰らないよ、もう帰らないよ、

私はここに残ってるから!


誰かを愛するのは

地上の「人」しか出来ないんだ!

だから

ここに居るよ、ここに居るよ、


私は「わたし」として生きていくから



こんばんは。

雷が鳴る時 とこねと申します。


ごろごろしてます。とこねです。

月にはウサギが住んでいるらしいですね。

月に一度はウサギの搗いたお餅を食べたいです。だってパックの後ろに MADE IN MOON ってあるんですよ。オシャレですよね。


この作品を評価して頂けると、作者が頑張れます。ちょっとだけ。


ご意見、ご感想もお待ちしております。何を書いたら良いか分からない方でも歓迎しております。作者が返信するでしょう。多分。


台風が近づいてるらしいので外に出るときはお気をつけて、

特に、充実した人生を送っている方は、雷にお気を付けください。


ではでは。よいお盆をお過ごしください。

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