オ・・カミとの決闘、そして運命のドロー。
【童貞ゾンビ家を買う】そして引き籠もる。そんな優しい世界は無いのでしょうか。
私すら知らないセクシャルな所を抉るなんて、この子供、ひょっとして悪魔か?
ビリ神?『東大王に・・・オレはなる!』なんて悪意しか感じないです。
フンッ「正解まで近づいたが、あと一歩、あと一歩正解に足らない。」
悪魔ぽい存在はニヤッっと笑った。
「まさか!そんな![ウォーターBO]・・」
「そこまでだ![ウォーター〇〇]でも[〇〇踏んじゃった]でも無い!
そっちはハズレだった!
[どちらかと言えば古く悪い方の神]とおぼえておけ!
悪い神は言った・・ヒトの嫌がることはそっせんしてやれと・・
それでも世界は悪意で回っている、だからそれは正しい神とも言えるのでしょう。
神である、あらゆるジャンルに詳しい、全知の存在か。
今の子供にはわからん冗句をホイホイいう。
自作の庭の庭師と自宅警備員、それこそが、ゾンビ天職!
それを駄目だと言われても、特に免許や資格があるわけでなし。
かといって、ゾンビだけに人間と会話するには壁が・・・具体的には、息が臭いとか体臭とかの社会の壁がある。
いわゆる対人[コミュ症]だ。
「君、ゾンビなのか?うちで働く気ホントにあるの?ゾンビだけに、仕事で少し言われただけで腐るヤツは困るんだけど[www]」
とか、ゾンビ差別されたら次ぎの面接に行けないんだけど。メンタルと脳味噌が[レアチーズ]だから、カッとなって噛むかも知れない。
「カマンベールチーズ?なんかヨーロッパ風なのに「カマン!」とか意識過多すぎだろ米人かよ」
「フランスのノルマンディー地方のチーズらしい、お前がフランス料理に忌避感と劣等感を抱くのは解るぞ。『カマン!』ベールチーズのベールを脱がす事も出来ん自宅警備員が」
チーズは宅配ピザの上に乗っているヤツだけで十分!アレ美味いよね!
「・・・・パスタの上にチーズをかける話しはどうでもいい!ロメ尾、お前このままゾンビやってていいと思ってんのか!いい加減ゾンビ卒業しないと
「いい年してあそこの息子さん【ゾンビ】やっているんですって」って近所でお母さんが笑われるんだぞいいのか?」この神様、時々ちくりと嫌な事を言う。でもなぁ
「今ちょっと迷ったろ?【ゾンビ】やめてもいいなぁ、とか一寸思ったそこのあなた!実にいい話が有ります、今だけ・ココだけ・あなただけにお得な話しです」
・・・・・・
「何と今契約戴けますと、この超進化セットと暗黒騎士の鎧セットであなたも世界を恐怖に落し入れられますよ」
「でも・・・そんな素晴らしい契約、御高いんでしょう?」
「何と!今なら1980年間の滅私奉公!」
「うわぁぁお安い、『惚れちゃう!』とはなりませんよ!
なにが1980年の滅私奉公だ、真っ黒のブラック、ダーク・ダーティー・ダミヤン企業だ!666のオーメンでもそこまでブラックじゃないよ!」
どこかの居酒屋と不動産の営業と、英会話教材の販売と・・・色々聞くけど、黒い企業ばっかりだ。
「実際庭師の童貞ゾンビなんぞBAD企業しか雇わんぞ?社会を舐めるな!」
BAD企業なんてブラックの上位互換か?そんな仕事止めちまえ!
暗黒企業とか遊☆王か、ちょっと格好いい。
「君いいねぇ、明日から来てくれる?」みたいな[労働組合法]・[労働基準法]・[労働関係調整法]の三つを除外して召喚したような神モンスター企業に私を就職させるつもりですか?。
「ラインマーカーの▽はお前方向に向いている、相手の攻撃を封じ二回攻撃!」
ヒヤリと背筋が凍る、ゾンビ相手にそこまでする覚悟。まさに神?せめてチューナーくらいで止めて置けばよかった物を、だから打ち切りなんだ!。
「更にネロ民・ユニバーズ=クロニクル訳してユ〇黒をペンディアムゾーンにセッティングこれで[給料最低賃金]から[サービス残業]までのモンスターを同時に召喚」
『集まれ何チャラの光・導け社会のあーく』淡〇島で狂静労働だ!
「団結権・団体交渉権・争議権の労働三権すら無視しような会社を同時召喚した上に、更に一度倒産してもペングラムゾーンから毎ターン復活させて働かせようとか、労働者の事なにも考えていないだろう!」
「労働者なんぞゾンビと同じよ!幾らでも湧いて出る・幾らでも働かせられる」
まさに社会の歯車!換えはいくらでもある!
数十年の不況の中、成長を遂げて来た企業は大体がブラックだ。
もちろん生き残った会社もそれなりにリストラとスリム化で疲弊している、
だが殆どを契約社員やアルバイトで運営している企業は実質、労働三権が無いのと同じだ!それでは戦えない!
無限とも言える黒い巨塔達がロメ雄を囲み、「働け・働け!働き方改革だ!」
と襲い掛かる。だがオレの腐った灰色脳細胞は諦めない、たった一枚の運命を引き寄せるのだ!
「オレの全てを、このドローにかける!『このドローは【重い】とてつもなく【重い】だがオレは引く、この腕が折れようともなぁ!』」
・・・・・・・・・・
心が折れる音が聞こえましたとさ・・・