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魔法屋に行った。

「ところでジュンシュさん。この街にはどんなお店がありますか?」

「そうだね。飲食店や旅館、武器防具屋、後は魔法屋とかがあるぞ」

「魔法屋!行ってみたい!リンはどうだ?」

「私も行ってみたいわ」

「案内しましょうぞ」

そしてジュンシュさんに連れられ魔法屋へと向かった。

「ここが魔法屋ですじゃ。お金で巻物を買って巻物に書かれた言葉を詠唱するだけで、魔法が使えるんじゃ」

「それって、凄くない?」

「ところがどっこい、皆が皆使えるわけじゃなくて才能が無い者やマジックポイントを持たない私のような者はいくら巻物に書かれた言葉を詠唱したところで呪文は使えないのじゃ」

「シビアね」

「うむ。どうする一つ買おうかのう?」

「そんな悪いですよ。お金もかかるでしょうし」

「遠慮は無用じゃ。この町にある魔法屋の値段は大して高くないし、私も魔法というのを直で見たことないから見てみたいし、こうして知り合ったのも何かの縁じゃ」

「じゃあお言葉に甘えて」

こうしてジュンシュさんに魔法の言葉が書かれた巻物を買ってもらった」

「さあ、詠唱してみてくれ」

「分かりました」

「第一類は酸化性で不燃性の固体!」

すると、掌から小さな炎が出て来た。

「おお!素晴らしいこれが魔法か!マサルさんは魔法の才能がどうやらおありのようだ」

俺は少し恥ずかしくなって頭をぽりぽりと掻いた。

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