恋!?思い!
「そうか、ノエル話を聞いてやれ」
「仕方がないね、姉さまが言うから少しだけだよ」
「ありがとう」
よし、分かれるならあえて俺から詰め寄ってやる。
これできっとノエルも俺に言いたいことを言えるだろう。
「なんだね、なんなんだよ」
「ノエル俺に言う事ないか」
「ないね、ないよ」
「そんなことない。絶対に」
「どうしてそんなにも肯定するんだね、変だよ」
「だってここに来る最中俺の事見て顔赤らめてたじゃん」
「別にお前のこと見て赤らめてないね、そうだよ」
「えっでも」
おかしいな。
絶対俺の事見て顔赤らめてると思ったのに。
俺はどこで間違えたんだ。
「あぁ、分かったね、分かったよ。お前勘違いしてるよ」
「どこを勘違いしてるってんだよ」
「簡単だね、あたしは姉さまを見て照れてたんだよ」
「どうしてだよ」
「あたし、姉さまの事が大好きなんだね、大好きなんだよ」
「え?」
「え?」
「まじ」
「そうだね、そうだよ」
くっそ~。
俺の勘違いかよ~。
普通そんな事あるかよ。
なんでだよ。
俺に春が来たと思うだろ。
くっそ~。
仕方がない、ノエルは諦めるか。
元々怖かったし諦めとくか
「そうだったのか。ゴメン俺の勘違いだった」
「そうだね、そうだよ。今後は関わってこない事だよ」
「そうするよ。でも、何かあったら助けてくれよな」
「クズだな、クズだよ」
「こっちは完全初心者だぞ。ちょっとくらい助けてくれてもいいだろ」
「姉さまがその気になったらね、あたしは何もしないよ」
「じゃあさようなら」
「バイバイだね、さようならだよ」
壁にもたれかかっているフレアの元にノエルは駆けて行く。
その光景は仲の良い姉妹そのものだった。
なんだか、美しいなぁ~
・・・・・・・・・
そんな分けあるかぁ~。
クソ~。
彼女欲しかった。
俺のハーレムつくる第一歩にしたかった~
「じゃあなシュー」
「うんうんだね、そうだよ」
「今後もよろしくお願いします」
「気が向いたらな」
フレアが笑いながらギルドから出て行った。
嬉しそうにフレアの後をノエルがついて行ったが振り返ることは一切なかった。
ちょっとくらい振り向いてくれてもいいじゃんか。
なんなんだよ。
ほんとに姉さま以外興味ないな。
まぁ、また俺の事を助けてくれるに違いない。
「今日はもう寝るか」
さて、寝床へ行くか
俺は部屋が集まる所へ一歩踏み出
「あの、お名前と宿泊代をお願いします」
「あっすいません」
一歩を踏み出せなかった。
「どうぞ。こちらが部屋の鍵になります」
「ありがとうございます」
「よい、夜を」
一目散に俺は寝室を目指した。