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変装

俺が座りはずめてから速攻で爺と婆が近づいてきた。


俺はすぐに目を閉じたからいいもののスゲ~しゃべりたそうにしてる。


面倒なことに巻き込まれたっぽいな。


どうしたもんか。


まず、ルールすら知らんのにどうすりゃいいんだよ。


てか、この場所にどうして爺と婆しかいないんだ。


明らかに異様すぎる。


絶対におかしい。


世界的に有名なら若い子達にもプロがいてもおかしくないのに。


どうしてんだ。


まさか、このセブンってやつには何かデバフ的な何かがあるのか。


それに巻き込んで勝ってバフを受けるみたいな作戦か。


なんて卑怯者。


ひどすぎる。


ガンドが帰ってきたら、絶対にしばいてやる。


覚えてろよ。


「シュースケ、出発するらしいぞ」


「おい、ふざけんなよ」


「なにがだよ」


「俺が年寄りどもの相手をする事だよ」


「あの人たちが年寄りだって」


「そりゃそうだろ。どう見たって年寄りだろ」


「超有名選手の人たちだから変装してるんだよ」


「どうやって?」


「魔法で全てを」


「それって見た目から年齢までか」


「あぁ、そうだ」


「マジかよ」


「マジだ」


「よくあることなのか」


「あぁ、超有名人の人たちは巨額の金を払って魔法をかけてもらってるらしい」


「羨ましいな~」


「シュースケも変装したいのか」


「ちげぇ~よ。その魔法を覚えたいんだよ」


「ほぼ無理だろうよ」


「どうして」


「覚え方が分からないからだよ」


何だそれ。


おかしいだろ。


まさか、俺みたいにこの世界に転生したやつがいるのか。


もしかしたらありえる話だよな。


そうに、ちがいない。


くそ。


うらやましい。


どうして俺はこんな生活して。


そいつは金持ちなんだよ。


もしあったら元地球のよしみで金を貰ってやるか。


待っとけよ。


どこの誰かも知れないお前。

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