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第2期 エピローグ 22/2/18

20220218 加筆修正

1001文字 → 1118文字




 その日、満天の星空に星とは違う輝きがその数を増やしてゆく。


『亜空間レーダーに感あり、まだまだ来ます。先行集団と合わせて其の数およそ3000、続いて別集団も捉えました。こちらは凡そ1000、続いて10から100ほどの小集団、総数はよくわかりません』


「!!! シールド、不可視モードで展開用意。どういう集団なの、んっ、通し…ん……?」


『マスター、艦隊からの強制通信です……』


 そして、司令室の巨大なメインモニターにノイズと共に現れたのは……。


《ウワッハハハ~! 皆んなで遊びに来たのじゃ~♪ まだ、パーティーには間に合うかのう~?》


「……姫様……、お久しぶりです(帰ったんじゃなかったのかよ!)」


《久しぶりと云うほどでも有るまい。どうしたのじゃ? 昴、ハヨ~パーティー会場へ案内してたも♪》


「はぁ~~、セントラル、誘導してあげて。月に収容しきれないようなら、各ステーションの港にお願い」


『了解しました。各ステーションからはリニアトレインにて月に集まってもらいましょう。あそこには、未だ宿泊施設が有りませんから……』


「任せるよ、お願い……。ハァ~……部屋足りるかな~……」


『オイオイ♪ 天の川連合のお歴々も付いてきてるんじゃネ~かよ? ホストは大変だな~!』


『そうじゃのう~、これは父兄同伴ということかの~♪』


[肯定。今回は、それなりの地位の方も同伴なさっているのでしょう。かなりの艦隊でのお越しです]


『後続の1000隻の集団から通信が入っております、……カーリー船長です』


《こちらディーヴァ族第三王女親衛艦隊、艦隊司令のカーリーです。今回は、全艦隊でお邪魔いたしました。まだ予約はしていないのですが我々の部屋は有るでしょうか?》


「オイッ、あんたもか……」


《先の滞在を体験した兵の評判があまりにも良かったので、その話を聞いた残りの艦隊から激しいバッシングの嵐を貰いまして、仕方なく全艦隊でお邪魔する事と相成りました。ワハハッ、なんとかお願いします、昴どの。姫も一緒に来ておりますぞ♪(お忍びで女王様も一緒に……)》


「セントラル。月に部屋が取れなければ木星ステーションに行ってもらって、アッチなら余裕があるはずだから……」


『了解いたしました。歓迎パーティーは6時間後、ルナベース・スフィア内の大コンベンションセンターで宜しいでしょうか?』


「全部任せるよ……俺は、母さんに相談しに急いで村に行ってくる。ウチのブレインにも招集掛けなくちゃ、……クリスマスケーキ楽しみにしてたのに、ウガァーー!!!」


『『『[行ってらっしゃいませ]イッテラー♪』お疲れじゃのう』……』




 昴は、まだまだ今日も眠れない……。

 

 そして、地球にも新しい時代の訪れが……多分、来るんじゃないかな?






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― 新着の感想 ―
[一言] しかし夢見る黄竜さん昴の空間圧縮ゲートに二重三重で ゲートを通したら?1000の3乗とかに圧縮するのかな? つまり1000kmが1Kmや1mに成るのかねえ? 4重で1000の4乗に圧縮か? …
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