5-4-03 遭難45日目 帰還1
お久しぶりです。ご迷惑をおかけしております。
本文1429文字 短かっ!
うっかり時系列を勘違いして繋がるところを間違えておりました。
ハネムーン編は、4-1-02と 4-1-03の間の話になります。
騒動編が、4-1-01と02の間の話になるので、メイズ・スターとライブラリ・スターはこの時点では存在している事になりますので大丈夫でした。
その日、なんの前触れもなくシン・ニビルの北極側に未確認物体が出現した。
普段開口することのないウンサンギガ専用港湾部の直前に転移してきた未確認の黒い球体は、そのままの勢いで港湾部に突っ込んできたのだ。
何の前触れも予告も無く、強制的に開かれたゲートから突入してきた未確認の球体はとっさの入港管制の誰何や制止の一切を聞かず、機能しているはずの防御シールドの影響を一切受けずにゲートを突っ切って突入し入港してきたのである。
そして、港湾施設のそこだけポッカリと空いていた場所、昴がいつも使用するプレアデス・アークの専用桟橋に未確認の黒い球体は、当然のように船付けしたのだった。
途端に港湾部全域に攻勢防御シールドが展開し、シン・ニビル内に緊急の警報音が鳴り響いたのは当たり前の対応だった事だろう。
港湾施設に被害を出さずに、事実上袋のネズミとなった未確認物体に向けて全周波数・各種共通言語での詰問が言葉が掛けられるのだった。
ここを管理する管制AIは、セントラルⅥ。
月のセントラル(オリジナル)、銀河連合中央ステーションに駐留する黄龍のセントラルⅡ、天河希美の船である皇龍の管制AIであるセントラルⅢが存在する。
( メイズスターがセントラルの四番目の分体であるセントラルIV、ライブラリ・スターの管制を取り仕切るのが5番目の分体であるセントラルⅤ)
エクストラシリーズの中で一番複数に分かたれた事で、主に拠点管理の様々な経験とバリエーションを持つエクストラコアの管制AIである。
[これは、何事が起きましたか? 名乗りなさい! 一体何者ですか?]
『ヤァ~、悪い悪い。久しぶりにここに来たからつい嬉しくて一気に突っ込んじゃったよ。ハコも事前連絡くらい入れてくれればいいのに、「直接行ったほうが早いです」って言うからさ⋯⋯びっくりしたよね? ごめんね~』
[肯定。実際に早かったではないですか。こちらは急いでいるんですからまだるっこしい手順などは省くに限ります]
『いくらなんでもそれは、どうかと思うよ』
[あぁぁ、まさかマスターですか? オカエリナサイ!ませ、今までいったいどこに行って何をしていたんですか? 心配していたんですよ⋯⋯]
『みんなには、心配を掛けて悪かったね。でも今回の失踪は、俺に非は無いからね』
[肯定。ナイ神父の計略にまんまとハマってしまい危うく異空間で消滅させられるところでしたが、辛くも脱出する事が出来たのです。しかし、通常空間に飛び出した場所が太陽系からおよそ347億光年も離れた遠方だった事で碌に連絡も取れなかったと言うしだいです。今回マスターに非はありません]
[了解です。あの日挙式に乱入した胡散臭い男ですか……。そういう事なら仕方ありませんね。しかし、そんな遠くからよく戻ってこられましたね。347億光年って我々の使う高速亜空間航行でも数千年はかかる距離ですよ?]
[肯定。マスターが24時間寝ずに量子ジャンプして頑張っても帰還までには数年は掛かる距離でした]
『どう考えて見てもそれは絶対にデスマーチ決定でしょ。そんなのを年単位で頑張るなんてのは、いくら俺でも真っ平ゴメンだからね。最初に罠で跳ばされた異空間を逆に利用して戻ってきたのさ。お陰で新しい航法を開発する事になちゃったんだけどね。タハハハ……』
この日、消息不明になっていた昴たち一行が故郷の太陽系、主星のシン・ニビルに帰還したのだった。
失踪して、およそ45日目の出来事である。
母さんの出産予定日まで、残り後5日
ぼちぼちと本編再開しようと思っておりましたが、再開序盤からチョンボをしてしまいました。
大変申し訳ありませんが、現在急ぎ頭から通し読みしながら書き直しております。
特にハネムーン以降の部分で矛盾が発生している部分に順次加筆と改稿が入ると思いますがご容赦ください。
全文の見直しも同時に行っておりますのでもう少しお付き合い頂ければ幸いです。




