ライバルは美少女!ドタバタ調理実習!
今宵も新キャラ登場です。
ソライユ学園2年C組。
かわいい美少女のあたしのクラスだ。
このクラスにもう1人、かわいい美少女を名乗る美少女が。
「うふふっ!おはようございま〜す!」
「おはよう!メリサちゃん!」
「メリサちゃん!今日もかわいいね!」
茶色のツインテールの少女があたしと同じくらい愛されている。あたし以外にもいるもんだね。
あたしも声かけてみよう。
「やほやほ!」
「あら、かわいい美少女ちゃん♡(何この馴れ馴れしい女!)」
「えへ、キミこそ♪あたし、篠町リルカだよ♪」
「わたし、黒星メリサって言うの♡よろしくね!リルカちゃん♡」
「うん!こちらこそよろしく!メリサちゃん♪」
美少女友達か、これは気が合いそうだ。
「あ!次の家庭科は調理実習か!頑張らないと!」
(篠町リルカって、ウワサでは料理が超下手なハズね…これなら人気をガタ落ちさせられそうだわ…)
メリサちゃんが怪しげな笑みを浮かべる。
今回の調理実習は確か2年A組と合同学習だ。雪乃来るかな。
調理実習の場、調理室。
今回は5人で1グループに分けられる。
気になるグループ分けは…
「あ!雪乃に琴子が一緒だ!」
親友2人が一緒!なんて奇跡!
「あら久しぶりねリルカ、こうしてまた一緒になれるとは思わなかったわ」
「頑張ろうね!リルカちゃん!」
あたし、雪乃、琴子は3人で手を組んだ。
(ねえ琴子、リルカが来たってことは…)
(うん、料理がとんでもないことになりそうだね…)
(私たちでなんとかしないと…)
(そ、そうだね…)
雪乃と琴子が何やらひそひそと話している。
それはさておき、調理実習の開始だ。
「さあ!頑張ろうねっ!」
「はい!メリサちゃん!」
メリサ組がやる気満々だ。
「こっちもいくよ!」
「リルカ!無茶しないで!」
「わたしたちでリルカちゃんを助けないと!」
今回のお題はカレーライスだ。
(ふふ、あの手でさらにヤバい料理にしてやるわ…)
すると、メリサちゃんはにんじんやじゃがいもなどをウニやナマコにすり替えた。
しかし、あたしは気付かず…
「これをぶち込んで…」
「リルカ何してるの!?」
「それはナマコだよ!」
雪乃たちに止められ、ナマコを戻した。
「危なかったわ…」
「あれ!?にんじんとじゃがいもがないよ!?」
そう、メリサちゃんにすり替えられて無くなっていたのだ。
「そんなぁ…」
(さあ篠町リルカ、慌てなさい、取り乱しなさい)
メリサちゃんがニヤケ顔をする。
「このままじゃあたしたち、カレー抜き!?」
ヤバい、これだけは逃れたい…
その時だった!
「リルカちゃん!これをお使いくださいまし!」
この幸運を呼ぶような声は…
「レイナちゃん!?」
レイナちゃんがにんじん、じゃがいも、玉ねぎ、そして、極めて高そうな肉を持ってきた!
「それは特別な高級食材ですわ!」
「助かったよ!ありがとうレイナちゃん!(…けど、何故レイナちゃんが?)」
「さあ!追い返すわよ!」
雪乃たちは全力でカレー作りに専念した。
(ウソ!こんなことになるなんて…!)
メリサちゃんが悔しそうにしている。
リルカ組のカレーはかなり温まり、カレールーを投入した。
「あたしがやる!」
「リルカ待って!」
雪乃があたしの腕を掴む。
「カレーはこんな感じに混ぜるのよ、いいわね?」
「う、うん」
こうして、あたし(というか雪乃の手助け)で、カレーが完成した。
「できた…!」
「ふう…これは比較的まともそうね…」
レイナちゃんがくれた高級食材を使ったことにより、すごく豪華そうに見えるカレーだ。
「いただきまーす!」
あたしたちはレイナちゃん食材カレーを頬張った。
「!!…これは!」
「この味…そして、食感…」
「想像以上に…美味しい…」
レイナちゃん食材が功を奏したのか、超美味しすぎる…!
対するメリサ組は…
「できたわー!」
メリサちゃんもカレーができたようだ。
「さ、食べましょ」
「メリサちゃんのカレーか、美少女が作るんだから天使の味がするんだろうね!」
メリサちゃんたちはカレーを頬張った。その味は…
「うっ!何これ…」
「これ、焦げてるよ!」
そうか!悔しさのあまりあたしを呆然と見てることに夢中で混ぜ忘れたのか。
「ああー!わたしのカレーがぁぁ!」
「レイナちゃん、ありがとう、キミのおかげで最高のカレーができたよ」
今日は今までで最高の調理実習になった。こんなに美味しいカレーが食べられただけでなく、雪乃や琴子にとっても、ゲロマズカレーを逃れられたからだ。
「きいぃー!見てなさい篠町リルカ!今度こそどん底に突き落とすから!ケホッケホッ!ゲロマズ…」
To be continued...
黒星メリサのウワサ
ぶりっ子らしい。




