表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
スーパー美少女リルカちゃんPretty  作者: 腹黒いアリス先輩
4/33

サクラサク日曜日

篠町リルカのウワサ


蛾の幼虫を、蝶の幼虫と間違えて育てたことがあるらしい。

春爛漫。

辺りはは桜が咲いている。

ネコミミパーカー姿のあたしは、日曜日に珍しく起きる。


「おふぁよぉー」


あたしは朝食のマカロンをはむはむと頬張る。


「またマカロンですか…」

「朝はスイーツが食べたいの!」


スイーツ好きのあたしはルルカより多く食べちゃう。


「今日はお花見だもの、スイーツ持ってかないと!」

「持っていきたいなら少しはマカロン残してくださいよ…」


呆れるルルカ。


朝食を食べ終えたあたしはネコミミパーカーを脱ぎ、着替える。

じゃれる猫が描かれた桃色の服に水色のチェック模様のミニスカ、ピンクと白の縞ニーソだ。さらに、ちょっとしたオシャレにキャスケット帽子をかぶる。


「うん!今日のあたしもかわいいよ!」


あたしはルルカの手作り弁当を持ち、いざ出発!

外の木は桃色の花で目立っている。


「今日は雲ひとつない晴天…絶好の花見日和だよー!!」


あたしはにこにこにこにこしながらお花見の場所に向かう。


「らんららんら♪女の子だけでお花見♪らんららんら♪」


そして、お花見の場所…雛川ひながわべりに着く。

そこには雪乃と琴子、陽奈子ちゃんに志穂ちゃん、ひなみちゃんが。


「リルカ遅いわね…」

「日曜日だからずっと寝てるのかな?」


あたしが近くにいるのに気付かず話してる雪乃たち。


「だらしがないですね、リルカ先輩は」


あたしはキャスケット帽子を外した。その拍子に、アホ毛がぴょこん、と飛び出る。


「きゃあ!リルカちゃんいつの間に!?」

「それが無いと気が付かなかったわ…」

「それより場所取ろ!空きがなくなっちゃうよ!」


あたしは場所取りを急かす。

辺りは敷物が敷かれており、いろんな人がいっぱいだ。


「結構暇な人でいっぱいだね」

「リルカ…何気に失礼よ…」


そんなこんなで空きを探していると…


「あらリルカちゃんたち、あなたたちもお花見ですの?」


声をかけられた。見ると、豪華な敷物にたたずむ美少女。

くるくるの黒髪ツインテにゴスロリのワンピ…あれ?この子は…


「麗花ちゃん!?」


桜ノ宮女子高校の祐天寺麗花ゆうてんじれいかちゃんだ!


「お久しぶりですわ♡」

「やほやほ!麗花ちゃん!奇偶だね!」


あたしは麗花ちゃんに駆け寄る。


「うふふ、もしよろしければ、ここを一緒に使いませんこと?」

「いいの!?」

「ええ、リルカちゃんはかわいい美少女友達ですもの♡」

「わーい!やったー!」


麗花ちゃんからOKをもらい、あたしたちは麗花ちゃんと一緒にお花見。


「お弁当♪お弁当♪」

「リルカは相変わらず気が早いわね…」


あたしは早くもお弁当にしちゃう。


「やっぱりルルカの手作り弁当は美味しいよぉ」

「またルルカちゃん頼りなのね…」

「うん、リルカちゃんはお料理できないんだもの」

「失礼な!あたし料理できるよ!ほら!こんなのとか!」


あたしはスマホから手作り焼きそばの写真を見せる。


「…なに…これ…」

「焼きそばだよ?」

「リルカちゃん…どうやったらそうなるの?」


写真の焼きそばは、すごくむらさきじみて、カビが生えたかのようだ。


「あの…あなたもソライユ学園の生徒さん…ですか?」


人見知りの志穂ちゃんが珍しく初対面の麗花ちゃんに聞く。


「わたくし?わたくしは桜ノ宮女子高校出身ですの、祐天寺麗花と申しますわ」

「女子高校…ですか…」


志穂ちゃんはかなり緊張してるようだが、この調子なら打ち解けそうだ。


「ねえねえ!お花見を盛り上げるために、何か歌おうよ!」


あたしは提案する。


「歌ですか、いいですね」

「リルカ先輩は歌えるのですか?」

「もちろんだよ!聞いて聞いて!」


あたしは最近流行りのアイドルユニット「道明寺学園どうみょうじがくえん」の曲を歌い始める。


「あなたのハートを〜♪射抜いちゃう〜♪」


しかし、すごく音程が外れ、聞き苦しそう。


「リルカちゃん!音程外れてるよ!」

「先輩!真面目に歌ってください!」

「淑女らしくありませんわ!」


みんな不評みたい。


それからいろいろ楽しんで、日が暮れてきた。


「あはー、楽しかったー!」

「結局楽しんだのはリルカだけじゃない」

「日も暮れましたし、そろそろ帰りましょうか」


こうして楽しいお花見は閉幕した。


次の日の放課後。


「昨日はお花見したんですよ」

「お花見ね…リルカくん、桜と間違われなかったかしら?」

「ふぇ?」

「あはは、先輩、髪の毛がピンクですもの」

「髪留めなら、桜だよ」

「先輩、それさくらんぼですよ」


いつものように、まいちゃん部長たちとおしゃべりしながら絵を描いていた。

キャンバスに描かれた絵は、お花見をした、桜色のロングの狐耳少女だった。


To be continued...

おまけ


リルカ「見て見て!あたしの髪の毛にさくらんぼが実ったよ!」

琴子「リルカちゃん、それ髪留めだよね?食べたら窒息するよ?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ