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スーパー美少女リルカちゃんPretty  作者: 腹黒いアリス先輩
19/33

秋といえば…

リルカちゃんに質問


レイナ「同じお嬢様でも、あたくしと麗花ちゃんはどう違いますの?」

リルカ「レイナちゃんはとってもおしとやかでかわいいけど…麗花ちゃんは凶暴、怖い」

麗花「ふ・ざ・け・ん・なですわぁ〜!!」

ガシャン!!パリーン!!(テーブル返し)

10月。

千葉県とある港町は涼しげ。


「今年はもうセクシーな格好とはお別れか…」


半袖の服に赤いひらひらのスカート、ピンクと白の縞ニーソ姿のあたしは自転車でのんびり駆ける。


「秋はやっぱり、食欲の秋だね!」


あたしは通りかかったケーキショップに入店する。


「ここのケーキショップは女の子がたくさん来てるね!」


店内はスイーツ系の少女がいっぱいだ。

あたしはトレーの上の皿にいろんなケーキを載せ、会計を済ませて食べ始める。


「はむっ…はうぅ〜、チョコの甘みがお口に広がるよぉ〜♡」


あたしはお上品にケーキを頬張り、ふわふわした笑みを浮かべる。

スイーツを食べ終えて出ようとすると、見慣れた少女が。


「あれ?雪乃だ」


少し離れた席に雪乃がいた。


「雪乃♪」

「あらリルカ、奇遇ね」

「うん!スイーツを食べる食欲の秋だね!」

「私は勉学の秋だと思うわ」


そう言うと、雪乃はノートを開いて勉強を始める。


「リルカ、あまり食べてばかりいないで勉強しなさい」

「あはは…んじゃまたね」


ケーキショップを出て、再び自転車で駆け巡る。

すると、もう1人見慣れた少女が。


「あ!琴子だ!」

「あ、リルカちゃん」


琴子は陸上部らしく、外を走り回っていた。

秋でもタンクトップにショートパンツと、服装もスポーティー。


「秋はスポーツの秋だよね!外を走るに限るよ!」

「あたしは食欲の秋だよ!いろんなスイーツを食べめぐりたいんだ!」


あたしは再び自転車を転がし、次のケーキショップに向かう。


「ここのケーキショップは男子に人気が高いんだよね!」


早速、男子ウケのいいケーキショップに入店。


「いらっしゃいませ〜♡」


そこにはあたしと同い年くらいのかわいい少女が店番をしている。


「ラムレーズンのケーキ、おすすめですよ♡」

「ラムレーズンのケーキ!?食べてみたい!」


あたしは早速、ラムレーズンのケーキを頼み、食べ始める。


「はむっ…ああ〜、スイーツとラムレーズンも合うものだね〜♡」


ふわふわした笑みが絶えないあたしだった。

さて、次は…


「今日は折角のバイト休みの日!たまにはお嬢様になろう!」


あたしはメイドカフェ、メルティへ向かう。


「おかえりなさいませ、お嬢様♡何になさいます?」

「メルティケーキお願い!」


メルティケーキとは、メルティ限定のケーキなのだ。名前はそのままだが…


「お待たせいたしました!おまじないをかけますね!」

「「萌え萌えきゅーん♡」」


あたしもメイドさんとおまじないをかけ、早速食べ始める。


「はむっ…あ〜ん、美味〜♡いちごとクリームの甘味にメイドさんの愛が伝わってくるよぉ〜♡」


一通りスイーツ巡りを楽しんだところで、あたしは家に帰る。


「おかえりなさいませ!お姉様」

「あらリルカちゃん、お邪魔してます」

「陽奈子ちゃん!?」


家に帰ると、陽奈子ちゃんが遊びに来ていた。


「どしたの陽奈子ちゃん?」

「ルルカちゃんに手作りスイーツを試食してほしいとのことで呼ばれました」

「ルルカのスイーツ!?あたしも食べたい!」

「あはは…さすがはスイーツに食いつくお姉様ですね…もちろん、お姉様の分もありますよ」


ルルカは手作りのスイーツをあたしたちの前に置く。

見た目もバッチリなスイーツだ。


「はむっ…美味〜♡ルルカのスイーツは最高だよぉ♡」

「はむっ…美味しいです〜♡ルルカちゃんは料理上手ですね♡」

「そんなに喜ばれると照れますよ///」


ルルカは照れくさそうにほっぺたをポッと染め、笑みを浮かべる。


「秋と言えば、食欲の秋ですね〜」

「あ〜!仲間だ!あたしもそう思うよ!」


あたしに秋の同士がいた。

それからあたしと陽奈子ちゃんで食欲の秋について話し合った。


次の月曜日の部活。

いつものように、キャンバスに絵を描いている。


「秋は芸術の秋ね、リルカくんもそう思うでしょ?」

「そ、そうですよね…(あたしは食欲の秋だよ…)」


キャンバスに描かれてるのは、たくさんのスイーツを前に、お上品に食べているネコミミのお嬢様が。


「ねえねえリルねぇちゃん、絵を見て思ったけどらリルねぇちゃんは食欲の秋なの?」

「そうだよ!」

「あら、さっきの芸術の秋はなんだったの?」

「あ…てへぺろっ☆」


秋はいろんな秋が挙げられる。あたしは食欲の秋を満喫したい。


To be continued...

おまけ


リルカ「はむはむはむ!!」

麗花「食欲の秋だからって食べ過ぎではありませんの?」

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