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スーパー美少女リルカちゃんPretty  作者: 腹黒いアリス先輩
17/33

コスプレカフェイベント!

リルカ「今回はあたしの大好きなイベントだよ!」

「見て見て!雪乃!」


あたしはとあるビラを手にひらひらさせる。


「なんなのよ」

「明日、セントラルプラザでコスプレカフェのイベントなんだ!あたし、それに出ることになったの!」

「あら、イベントに呼ばれるなんて、やるじゃないの」

「ドヤァ」


あたしは胸をはる。


「雪乃、来てほしいな」

「そうね、考えとくわ」


そして、次の日。

セントラルプラザは大にぎわい。


「コスプレカフェは違うなあ!いろんなコスプレしてる女の子がいっぱいだよ!」


セーラー服、チアの服、巫女服、ナース服、チャイナドレス、軍服など、いろんなコスプレの女の子が接客をしている。


「よーし!あたしも早速着替えて、頑張るぞ!」


あたしはメイド服に着替えて、カフェに向かう。


「おかえりなさいませ♡ご主人様♡」


メルティの時みたいに、あたしはかわいい笑みを浮かべて接客する。

客のみんなは少女たちのコスプレ姿にキュンキュンだ。


「萌え萌えきゅーん♡」


1時間後。

あたしは少し休憩を取る。


「あら、可愛いメイド服だね♪」


あたしに声をかけたのは、チャイナドレスの少女だ。この子も休憩だろうか。スリットから綺麗なふともも、ノースリーブの袖からセクシーな腋が露出している。


「えへへ♪キミはセクシーなチャイナ服だねぇ、ふとももすりすり〜」

「きゃっ」


ふとももをすりすりされ、顔を赤く染める少女。


「もう…いきなり甘えてくるなんて…それはそうと、メイド服着た経験はあるかな?」

「あるも何も、あたしメイドカフェでバイトしてるよ!」

「私、チャイナドレス着るのは初めてで緊張してるの。ふとももが目立つと、少し、恥ずかしいよね」

「そうなんだね〜、あたしメイド服着るの大好きだよ!!だって可愛いんだもの♡えへへ〜♡」


あたしは笑みを浮かべてダブルピースをした。


「あ、そろそろ行かなきゃ、お互い頑張ろうね!」

「うん、頑張りましょ、可愛いメイドさん♪」


再び接客に向かうあたしとチャイナ服の少女。


「見〜つけた」


また声をかけられた。あたしはメイド服のスカートをひるがえし、くるっと振り返る。


「あ、やほ!雪…おかえりなさいませ、お嬢様♡」

「今、いつもの接し方しようとしたわね…」


驚くことに、雪乃だった。とっさに普段の接し方をするところだった…


「今日は何になさいますの?お嬢様♡」

「オムライスにするわ」


メイドカフェらしくオムライスを頼む雪乃。

少しして、あたしはチア服の少女とオムライスを運ぶ。


「お待たせいたしましたわ、お嬢様」

「そのチア服の少女は誰かしら?」

「わたしは精一杯応援するチアガールです!あなたがオムライスを残さず食べられるよう応援しますね♪」

「さらにあたくしが、オムライスをもっと美味しく食べられるよう、メイド特有のおまじないをかけますわ♡」


チアとメイドの応援×おまじないコンボを決める時だ。これはメイドカフェでは経験できない。


「頑張れ〜!ファイト〜!」

「美味しくな〜れ、萌え萌えきゅーん♡」


応援×おまじないコンボが雪乃に炸裂する。


「はむっ…美味しい…♡」


雪乃が麗花ちゃんみたいな上品な食べ方をした。このコンボを決めると雪乃はこうなるのか。


(えへへ、見ちゃった♪雪乃の癒され顔)


雪乃が満たされたところで、あたしは次の客へと向かう…と。


「あら、リルカちゃんじゃありませんの」

(麗花ちゃん!?)


そこにいたのは、まさかの麗花ちゃん!と。


「これがあなたのメイド服ですか、スカートが短いですね」


麗花ちゃんの使用人のメイドさんだ。スカートは膝下までの長さだ。


「初めまして、私はアリスと申します、リルカ様、よろしくお願いします」


麗花ちゃんのメイドさん…アリスさんは礼儀正しく自己紹介する。


「オムライス、お願いしてくださらない?」

「かしこまりましたわ、お嬢様♡」


あたしは麗花ちゃんのメイドさんらしく接する。それからまたチア服の少女と一緒に応援×おまじないコンボを決める。


「頑張れ!ファイトだよ〜!」

「萌え萌えきゅーん♡」


麗花ちゃんもお上品に頬張った。


「美味しいですわぁ♡あ、別に、庶民の料理を好き好んで食べてはいませんわ!」


まさかのツンデレ。麗花ちゃんは普段は高い料理ばかり食べてるからね。


「でも…たまには庶民の料理も…悪くはありませんわ」


麗花ちゃんは少し微笑んだ。

ここであたしは普段の接し方で話す。


「麗花ちゃんのゴスロリって、コスプレにもありそうだね」

「おーっほっほっほっほ!!わたくしの場合、ゴスロリは普段着ですわ!」


麗花ちゃんはやっぱりミニスカのゴスロリにニーソがとても似合うよ。


そして、コスプレカフェ閉幕の時間。


「あー頑張った頑張った!」

「みんな集まって!集合写真撮るよ!」


コスプレカフェのみんなは整列し、ポーズを決める。

あたしは両手でハートを作るポーズを取った。


「いきますよ!」


カメラのシャッターの音がセントラルプラザに響いた。

コスプレカフェはいろんなコスプレが集まり、メイド服だけじゃ物足りない人でも超絶楽しめる。そんな人に是非ともまた来ることをおすすめしたい。


To be continued...

おまけ


リルカ「チャイナドレスちゃんのふとももで膝枕って、気持ちいいね」

チャイナドレス少女「あはは…でもスカートが少しめくれて恥ずかしいよ…」

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