美少女onlyな室内プール
まさかの2連続水着回です。
へそ出しキャミソールにパンツ姿のあたしはのんびりとしていた。
「こう暑いと外にも出られないよ…」
あたしはスマホのネトゲーをやっていると、突然着信音が鳴り響く。
「はいはーい!みんなのアイドル篠町リルカだよ!」
「リルカちゃん、今日は室内プールに行きませんこと?」
スマホから天使のような声が。これはレイナちゃんだ!
「もちろん!喜んで!」
「嬉しいですわ♡雪乃ちゃんたちも誘いますわね」
「はーい!」
あたしは服を着て、水着の用意をして室内プールに向かった。
「やほやほ!」
雪乃、琴子、レイナちゃんは先に着いていた。
「相変わらずの遅さね、リルカ」
「リルカちゃんは、いつも遅いのがお約束だね…」
「それにしても、あと1人が来てませんわね」
ふえ?あと1人。
「ごめんなさーい!遅くなりましたー!」
茶色のツインテールの美少女!この子は!
「あ!メリサちゃんも誘われてたの!?」
「ギク!」
あたしを見て、一瞬顔を青くするメリサちゃん。
「あら、リルカちゃんも来てたの?うふ♡」
「えへへ♪会えて嬉しいな♡」
(なんで篠町リルカが誘われてんのよ!このお嬢!篠町リルカを誘うなんて気に入らないわ!!)
メリサちゃんは内心マジギレするが、あたしはそれを放ってさっさと着替えに向かう。
「あ、リルカ!もう、気が早いわね…」
雪乃は少しため息をついた。
あたしたちは水着に着替え、お披露目する。
「これがあたしの水着だよ!えへへ♡かわいいでしょ?」
「はいはい、これ何度も聞いたわ…」
「相変わらず靴下はいてるね…」
あたしの水着は専用の靴下があることが特徴だ。
「かわいいですわ♡リルカちゃん♡」
レイナちゃんはあたしの水着姿に痛く気に入ったのか、カメラとスマホを取り出し、写真を撮る。
「えへへー♡美少女の水着はかわいくて当然だよ♪」
あたしはいつも以上に、ほっぺたを桜色に染めてにこにこにこにこしながら、ポーズを取る。
「あは♪これがわたしの水着なの♡セクシーでしょ?」
メリサちゃんが水着姿をお披露目した。
キャミソールとパンツが別になった水着で、キャミソールは丈が少し短く、おへそがチラ見えだ。
「かわいい水着だね!」
「えへっ♪」
メリサちゃんも笑みを浮かべてダブルピースした。
「ほらほら!みんな水着になったから、早く行こ!」
あたしは雪乃の手を掴んでプールに向かう。琴子とレイナちゃん、メリサちゃんもその後についてくる。
「うわぁ!広いな〜!」
そこは大きな室内プール。
広い場所、水流の発生している場所などがある。奥にはウォータースライダーが。
「はやく入ろうよ!」
「あはは…リルカちゃんはせっかちさんだね…」
琴子は苦笑する。
あたしたち4人は水に浸かってるのに、メリサちゃんは入ろうとしない。
「どしたのメリサちゃん?入らないとこうだよ!」
「きゃあ!」
あたしはメリサちゃんに水をかけた。
「何するのよもう!わたしのセクシーなお気に入りが濡れちゃったじゃないの!わーん!」
「何言ってるのさ!水着は普通濡れるものだよ!それとも…キミは全裸じゃないと入れないの?」
あたしはちょっぴりにやけて言った。
「誰が全裸になるのよ!もう!別の水着に着替えるわ!」
メリサちゃんは泣きながら着替えに行った。
「ちょっとだけ濡れただけで着替えるなんて…まるで私服のような扱いだね」
それからしばらくして…
「うふん!これがよりセクシーな水着よ!」
メリサちゃんが新たに着替えた水着は、前よりお腹の露出度が高くなった、セクシーな水着だ。
「わあセクシー、さっきの水着濡らしてよかった♪」
「何よ!また濡らすとか言うんじゃないでしょうね!?」
メリサちゃんはぷんすかする。
「ねえねえ!次はあそこ行こ!」
あたしは指を指す。
「あら、ウォータースライダーじゃない」
「あらあら、楽しそうですわね♡」
ウォータースライダー…プールには欠かさない長い滑り台だ。スライダーからは水が流れ出ている。
「ねえねえ、こんなことエロゲでよくあるよね?ウォータースライダー滑ってたら、あそこがポロリとはみ出すって!」
「リルカ…ここでその話はよしなさい…」
あたしが語ろうとしたが、雪乃に止められた。
「それじゃぁ、滑ってみようか!」
琴子がスライダーで滑り出す。雪乃、レイナちゃんもスライダーで滑り出した。
「ほら、メリサちゃんも」
「え?だってほら…最後どうせ水に落ちるんでしょ?ね?だからわたしは…」
「ほら、早く!」
「きゃあ!」
あたしはメリサちゃんの腕を掴み、無理やり2人で滑り始めた!
「いえーい!」
「キャー!やだやだ!!」
そして、ばしゃーん!と、水に飛び込んだ。
「えへへ♪楽しいね!」
「もぉー!また水着が濡れちゃったじゃないの!!」
結局メリサちゃんはまた泣いてしまった。
それからしばらく遊んで、あたしたちは遊びの疲れを癒すために外食に向かう。
「って、ここメイドカフェじゃない…」
そう、ここはメイドカフェ、メルティ。
「ねえリルカちゃ…あれ?いない…」
「リルカちゃんはほっといて、ここで食事にしましょ?」
メリサちゃんは心配する様子もなくみんなをメイドカフェに入れる。
「おかえりなさいませ♡お嬢様♡」
(ギク!篠町リルカ!ここで働いてたの!?)
メリサちゃんが一瞬青ざめたが、気にせず席に連れていく。
みんなはメイドカフェの定番、オムライスを頼んだ。
「夏限定のアイスが今セットでお得ですわ♡」
あたしはメイドカフェ限定のお嬢様口調で雪乃たちに接する。
「ふーん、アイス付きね…せっかくだし、4人分頼むわ」
しばらくして、メイドさんがオムライスとアイスのセットを運ぶ。あたしも付いてきて、おまじないをかける。
「美味しくなーれ♡萌え萌えきゅーん♡」
あたしのおまじないがかかったところで、みんなはオムライスを頬張った。
「リルカ、気になったけど、このオムライスは誰が作ってるの?リルカのとは絶対思えないわね…」
「はい!キッチン係のメイドさんがお作りになりましたわ♡」
あたしはお上品に説明する。
「普通に考えればそうよね…」
「あたしのオムライスだって、おまじないで美味しくなるよ!」
「遠慮するわ、リルカのオムライスにおまじないは無効化よ…」
「ひどっ!」
オムライスを食べ終わり、アイスを食べ始める雪乃たち。
「そうそう、このアイスは1つだけ、あたくしが作ったアイスですわ♡」
「なんで混ぜたのよ…」
「まるでロシアンルーレットだね…」
雪乃たちはアイスをはむっ、と頬張る。
「あら、美味しいじゃない」
「うん、冷たく、丁度いい硬さだね」
「うっとりする味ですわ♡」
雪乃、琴子、レイナちゃんは高く評価した。ということは…
「うっ…ケホケホケホ!」
メリサちゃんが嘔吐した。
「メリサは悪運が強いわね…」
そして、メルティでの一時が終わり、雪乃たちはメルティから出た。
「あ、あたしはまだバイト中だから残るね!」
「はい!リルカちゃん、頑張ってくださいまし♡」
それからバイトが終わって、あたしは家に帰った。
「ただいま〜!」
「おかえりなさ…お姉様!?」
ルルカが驚愕な顔をした。
「どしたの?」
「お姉様!メイド服着たままですよ!」
あ、着替え忘れちゃったか。
「えへ♡着替え忘れちゃった♪てへぺろっ☆」
「もう!お姉様!」
それからしばらくして、ルルカの料理時間。
ルルカが料理をテーブルに運んだ後は…
「美味しくなーれ♡萌え萌えきゅーん♡」
メイド姿のあたしがおまじないをかける。
「えへ♡メイド服の有効活用法だよ♡」
「すごい発想しますね…お姉様…」
ルルカの手作り料理はいつもより美味しく感じた。
夏休みもまだまだ何日か残ってる日々…あたしはもっと夏休みを楽しみたい!
To be continued...
リルカちゃんに質問
2連続の水着回はどうですか?
リルカ「かわいい水着が2度も着れて嬉しいよ♡」