三角ロース
みなさんは『三角ロース』っていうお肉の部位、ご存知でしょうか??
カルビに近いバラ肉で上カルビとして提供される希少部位です。
その希少部位に魅了されてしまった男性の物語を今日は書いていこうかとおもいます。
あ、先に言っておきますがこれは人から聞いたか夢でみたのか、はたまた前世で体験したのか。
そんなあやふやなお話です。ほかの人に伝えると、もれなく背後に人の気配がするのだそうな‥。
兵庫県の神戸にサンキタ通りってあるのですが、似たような感じでチョイとひと昔前にスペインでカニバリズムが流行っていたそうな。
そんななか、サンタクルスってぇ街にはとあるお肉屋さんがあったそうで、その男の人のお話です。
そのお肉屋さんでは当時まだ名前のない希少部位のロース肉をメインに販売しておりました。
しかし希少部位だけあって取れる数がなかなかに少ない‥。
そこで男の人は考えました。
世間的にも流行っているカニバリズム。その流れに乗ってお肉の取る対象を増やせば量も増える。おいしいお肉をたくさんの人に配ることができる‥と。
思いついたが吉日。
男は夜な夜な街に繰り出してはお肉を集めるようになりました。
返り血で白いコック服は真っ赤っ赤。
背中に掲げた白い袋だけは血抜きした処理肉を入れてあるので白色を守っています。
狩った獲物はきちんと処理します。衣服は綺麗に脱がせてからお肉はさばいて、モツもきちんと回収します。
丁寧な仕事はさすがはお肉屋さんです。
要らない部位は燃やして灰にして、切ったジャガイモの断面につけます。そして頭骨にジャガイモをいれ土に埋めるのです。
男にとってはそれはお墓のつもりでした。
ありがとうの気持ちを込めて、男はジャガイモを入れた頭骨を埋め続けました。
そして回収したお肉は各家庭に配られるようになります。
いい行いをしている子供にはロースや回収した衣服をあげました。
わるい行いの子供には回収したモツや骨、あまったジャガイモをあげました。
もちろん手渡しできない人もいました。
男を怪しんだり、お留守だったり‥。
そんなとき男は煙突からおじゃましてプレゼントを置いていきます。
サンタクルスの街でロースや様々なプレゼント配る真っ赤に染まった衣服のおじさんは、やがてサンタクロースと呼ばれるようになりました。
またそのお肉はサンタクロースさんが隠し持っていたロース。
『サンカクロース』と呼ばれるようになりました。
ときは流れ現在。
煙突の減った家庭にお肉を配れなくなったサンタクロースはどこから侵入しているのかは不明です。
最近の目撃した人によると彼の身体には大量のナメクジが張り付いており、そのナメクジによって彼の歩いた跡がネチャネチャになるそうな‥。
おや? 誰か来たみたいなのでこのお話はクローズしますね。
あなたのうしろにはいま、だれがいますか?




