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詩集

自灯明

作者: しのぶ

天の下せる網の目は

通り難しと知るならば

ただ授かりし心根に

つかざるべきやこの上は


蒼天下す災いは

避くべからずと知るならば

授かり受けし心根を

避けうるべきやこの上は


ただ(ことわり)と己とを

(ともしび)として行かんかな

通り行くのも我が身では

他の何ごとに依るべきや


かつて覚者の言いおきし

(ことわり)などか捨つべきや

苦しみ負うも我が身では

代わりに(たれ)か行くべきや


林を進む象のごと

一つの角のごとくにて

踏みゆく(おの)が道ならば

二心(ふたごころ)もて行くべきや

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