『ガイア_未来』
1970年代イギリスの化学者の
ジェームス・ラブロック氏は
___唱えた。
【ガイア理論】
”地球は自己調節するシステムであり
地球と生物が相互に依存し、
互いに調節しながら環境を作り上げる
「ひとつの生命体」であると”
ビックバンから進化した宇宙は、
地球を造りました。
わたしたち人類は、
その小さな球体の表面に乗っかりながら
悠久なる歴史を紡いできました。
この地球は多様性に満ちています。
数えきれない動物たち
数えきれない植物たち
そして、鉱物や水分子たち
これらが有機的に循環する大自然
海で魚を養殖するとき
山に木を植えることで
葉が落ちて
川に流れ
その養分が海の栄養となり
魚が育つ。
そうした循環の上に
地球の住民たる人類は、
ビックバンから現在に至る
138億年という時間に育まれた
[原子]からなる有機体を食べながら
生命を紡いでいるのです。
人体には10の28乗個の原子が含まれていて
宇宙の星の数より多く
この原子の1つ、1つもまた
ビックバンからの悠久な時間を超えて
いま偶然に、
人類に届けられた贈り物なのです。
人類は、地球に対して間接的な存在です。
わたしたちは、地球の一部を間借りして
生活しているのにもかかわらず
こうして「スーハー、スーハー」と
我がもの顔で息をしています。
この地球を蝕む
わたしたち人類は、
外来危険生物のように
【借り物の地球】の恩恵を忘れては
いないでしょうか?
いまこそ、
自然の恵みを見直すときかもしれません。
2025年には
火星に移住計画が起動しています。
その候補者の中には
日本人も男女5名・5名おられるそうです。
そして、
その火星行きは、
片道切符であるということ。
___8年後
もしかしたら
あなたが自身が
火星のガイアの礎を築く
初めての火星人となるのかもしれません。