1:晴海ー3
前あらすじ:
後頭部男、鬼太郎男、ちょい不良男に会う。
私はツインテールの中央部に黒板消しを載せたまま、二人の男子が言い合うのを見守る。
「僕はこんな小学生みたいなことを○○××」
「ハン!お前こそ、いきなり俺に突っかかってきやがって○○××」
チィ、私の怒りを何処にぶつけたらいいんだ・・・。
すると私の横に、大きな大きな物が私の目線付近で揺れていた。
「ちょ、晴海ちゃん~、喧嘩止めないと・・。」
「・・・・。」
何やら二人の喧嘩を見て焦っていた飛鳥のお胸でした。
私にはないものを私の目線で揺すって・・・・
「え、晴海ちゃん、な、なにをぉ~。」
「コノーコノー!」
私はがっつりと両手を飛鳥のお胸にめり込ませながら力一杯にも揉む。
「ちょ、い、痛いから~。晴海ちゃんやめてぇ~。」
「お、お前等・・・・何をして・・・。」
「ぶおー。」
二人の男子学生達も、私と飛鳥の馴れ合いを見て、喧嘩をやめる。
後頭部のメガネ君は、鼻血を流しながら見ていて、机に座ったちょいヤンキー風の男は顔を赤めていた。
他のクラスメート達も無言で私達のやり取りに目が入ってる。
揉まれている飛鳥も顔が赤くなっている。
「ハアハア。」
「晴美ちゃん、ううう・・・。もうお嫁にいけないよ。」
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「ええっと、じゃあ男子のあ順に名前と自己PRをしてくれ。」
「自己PRって、先生そりゃあ~ハードですよぉ~。」
体育館で校長先生から祝福の言葉を頂いた後、各自の教室に戻っていた。
名前の順に男子の列、女子の列、男子の列といった順番に並んでいる。
私は、三重なので自己紹介をするのは後のほうになりそうだ。
飛鳥は、相川なので女子では一番だろう。
そして、男子のあ順番から自己紹介が始まり出し、
170cmくらいあるメガネをかけた後頭部男子が立ち上がった。
「僕は、佐野良平といいます。趣味は勉強とゲームです。後、嫌いなことは・・・」
ふーん、あの後頭部、佐野良平っていうのかぁ~。
私は机の上でだら~っとしながら、話を聞いていた。
茶髪のちょい不良の170cmの男子が立ち上がった。
「あー、俺は但馬敦だ。まあ、敦と呼んでくれ。空手をやっているんで、宜しくな。」
少し太い腕してると思ったら、空手やってたのかぁ~。
まあ、私には関係ないけど・・・。
「や、山本・・・純です。あ、・・・。」
何やら小さい声でモジモジ言ってたので、見るとそこには鬼○郎君がいた。
そして、私と目が合って、股間をさらにモジモジしていた。
そして、女子の番になり、
「・・・・相川・・・飛鳥です・・・。」
さっきの鬼○郎君より、声が小さいよ、飛鳥。
モジモジと顔を赤くしながら、・・・胸を寄せている飛鳥を男子は熱い目線を送っていた。
この変態どもが・・・飛鳥の胸は私のものだ。
そして、遂に私の番となる。
私は気合を入れるために、机をバーンと叩いて勢いよく立ち上がる。
急に机を叩いた為、クラスメートだけでなく、先生も驚いていた。
「私は、三重晴海。趣味は・」
「黒板消しを頭に載せることか?アハハハハハ~ うごぉ!」
私の自己紹介の邪魔をしたちょい不良の男子に、私は鞄で顔を殴りつける。
席が隣であったことから、ガードも禄に出来ずにちょい不良は顔を強打したようで顔を抑えていた。
「て、てめぇ・・・。」
「フン、いい気味だわ。」
その事件後、、、
私のあだ名が・・・
クラスメート達の中で凶暴猿となったのは言うまでもなかった。
名づけた本人は、私の席の隣の・・・ちょい不良であった。
「おい、凶暴猿!教科書見せてくれ。」
「誰がぁ!!」