3人で遊んだ日
ある日、奈美が「3人で遊びたいな!」と言ったので、3人だけで近所の公園に行くことにしました。近所の公園は、来々の家から歩いて5分くらいの場所にあります。最初は、みんなで楽しく遊んでいました。奈美と稜美が投げたフリスビーをチモが取りに行きます。「チモ~。あれ取ってきて!」チモは喜んでフリスビーを取りに行きました。「奈美、稜美。お姉ちゃんにも投げさせて!!」「はい。これ、投げていいよ」来々と奈美と稜美は交代でフリスビーを投げました。最後に投げたのは、奈美と稜美でした。そしたら、遠くに行ってしまったので、チモがそれを追いかけてどこかへ行ってしまいました。3人は必死で探しました。しばらく探しましたが、ぜんぜん見つかりません。道路をわたっていたら、大型トラックが突っ込んで来て、奈美と稜美にぶつかりました。「奈美~稜美~。大丈夫?」来々はチモ探しで疲れていてその場で倒れこんでしまいました。それを見た通行人のハゲたおじさんが救急車と警察を呼んでくれました。後、来々の携帯を取って、ママに連絡してくれました。しばらくして、ママとパパが来ました。「3人共どうしたの?大丈夫?」「みんなが倒れてるって聞いてパパ心配したぞ。」ひいた人と、連絡してくれた人はそこにいました。チモは、隣の市のやさしそうなおばさんに引き取られていました。3人共命に別状はなく、チモも無事に見つかりました。しかし、ママとパパは「もう子供だけで行かせないようにしよう」と心に誓ったのでした。