第1章 第三話 【そんなの知るわけないじゃない!】
僕はとある女性の家の前に立っている。
その女性というのは元婚約者のアリスの家の前に…
決して心残りがあるわけではない
同じ転生者として、確認したいことがあるだけ、
僕はそうして、彼女の家のドアを開ける。
あっ僕アポ取ってないコレ不法侵入じゃん
もう、後には戻れない…そう、入口側に
彼女が立っている。僕を見てゲンナリしている。
『なんで…来たのよアンタ…』
やっぱり、アポ無しは不味かったか
でも僕は聞かないとならない。
僕の夢を叶える為、
『僕のスキルについて教えてくれないか』
アリスは何も言わない、
僕が何か変なこと言った?、言ってないよね
この前の叫びで好感度下がるとかあり得ないし
『スキル…薄々そんな気はしてたけど
アンタもまさか転生者なの?』
俺はその言葉を聞いてふっと笑う
『あぁ、スキルに関して何か教えてくれないか?』
これで決まった!!これで教えてくれるはず
『分かったわよ、家には入れてあげる
スキルの話を聞いたら帰ってよね』
ほらっ!思った通り、よかった、内心
断られるかと思ってヒヤヒヤしたよ。
よかった、よかった、
これで僕の夢に一歩近づく!
そう考えながらアリスの後を着いていくのであった
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リビングらしき空間に通されると
アリスはそこら辺にある都合の良い椅子に
どかっと座った。
『アンタも不幸よね…こんな世界に転生しちゃて』
不幸…?あぁ、不幸だとも、だって、だって
叫んだだけなのに、婚約破棄だよ?
ねぇ、酷いと思わない、アリス、
『その前に貴方はこの世界に見覚えは?』
真剣な眼差しで此方を見つめてくる、
『見覚え…ないな、』
本当にない、この世界が乙女ゲームで
あると言う事は検討ついてるのだか…
『ちょと待って、貴方このアニメ知らないの?!』
おっと…急に身を乗り出されても困るのだか…
こんなアニメ見た記憶ない…前世がインコ
だったこともあるし…
『本当に言ってる?』
『とある国の悪役令嬢は婚約破棄を目指します』
『って言うアニメ、結構人気だったのよ?』
うわ…何そのアニメ、題名長いし悪役令嬢ものか…
そもそも僕は見ない系のアニメだな。
『僕は聞いたことがない…そんなアニメ』
結構流行に詳しい方だと思っていたんだが…
世界は広いんだな…というか前世がインコだったし知らないのも突然だ
『あっちなみにアンタの前の婚約者の子いたでしょマリアって子、あの子も転生者よ。』
『マリアも?!転生者が多くないか?』
『そう…?作中では私とマリアだけよ
それに+貴方が加えただけ。合わせて3人よ』
3人か、思ったより少ないな
というか作中では私が転生者じゃないって事は
僕が主人公属性が一番あるって事じゃない?!
作中の転生者は何と二人だけ、僕だけ例外って事
特別感あって何か照れるねー!この世界も捨てたもんじゃない、僕が主人公って感じで!
次回!
第1章 第三話『この世界は誰のもの?』
お楽しみに!




