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『10,000Pv ありかと!!』ある日突然、無職の俺が、自分より丸々8歳も年下の女の子がVTuberになるのを手伝うことになった。  作者: Sakusaku
ARC 7:全員の感情的な問題を解決する

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88: 好きだよ

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「おかえりなさい.....」


 アメリアはいつも通りユウタが家に帰ってくるのを迎えに来た......


 彼が家を出てからもう数ヶ月経っていた....もちろん今まで一度も元の家には帰っていなかった......持ってこなかったものはアルバイトのお金で買い直していた....


「ただいま帰りました....」


 まだ三ヶ月しか経っていないのに....ユウタはもうここが家だと思うようになっていた....元の家がどんな感じだったかももう忘れかけていた.....


 彼は部屋から降りてきたシャルロットと目が合った...


「Hi......」


 彼女が英語で挨拶するということは緊張している証拠だった....


「よお......」


 それをよく知っているユウタは彼女が緊張しないよう軽い口調で話しかけた....


「話したいことがあるの.....ちょっと一緒に来て...」


 ユウタが返事をする間もなく...彼女はすぐに彼を自分の部屋に引っ張っていった.....


 彼女は彼をベッドに座らせた...これが少年にとって初めて女の子の部屋に入る経験だった....その部屋は本や、クローゼット、配信機材、可愛いぬいぐるみでいっぱいだった...


 しかも部屋はピンク色に装飾されていた...めちゃくちゃ可愛い...


「その...何の話?」


「その....聞きたいことがあるの....」


 少年は拳をぎゅっと握った...少女の言葉を真剣に受け止める覚悟をした.....


「あなた....私のこと好き?」


 シンプルな質問だけどまた答えるのが難しかった.....


 ユウタはアキトからもすでに教わっていた、チャンスがあれば掴めと....


「うん.....好きだよ....レンタル彼女としてじゃなくて...一人の女性として君のことが好きなんだ.....」


 その答えは....彼女を理解させた....


 ずっと聞きたかった言葉だとはっきり分かった....心の奥ではまだ怖さがあっても.....彼がどれだけ自分に誠実でいてくれているかは自分でもよく分かっていた..


「私もあなたのこと好き....できるなら今すぐあなたの彼女になりたい...」


 彼女は本心を告白して彼に微笑み返した.....


 ユウタも自分の胸が言葉にできないほど熱くなるのを感じた....


「それに私も良い彼女になりたい....だからレンタル彼女の仕事はやめないと....でもVTuberの仕事はまだレンタル彼女の仕事ほど稼げてないから....だから....」


 ユウタは彼女の手をぎゅっと握った...


「分かってるよ....まだ準備ができてないなら付き合うのはゆっくりでいい.....時間はまだたくさんあるから...」


 アキトはいつも彼にそう言っていた.....焦らなくていいと...


「ありがとう.....それともう一つ......シンジくんのこと...中学時代の彼氏......もう知ってるよね...」


 ユウタは頷いた....


「今でも....あのことを考えてしまうの...あの日のこと....二人に裏切られた日のこと....」


「あの日の光景は今でもはっきり覚えてる.....だからもう誰にも勇気を出して向き合えないと思ってた.....」


「..........」


「だから怖いの.....今あなたと付き合ったら.....あなたも....また私を裏切るかもしれないって...」


 ユウタはさらに強く彼女の手を握った.....


「絶対にそんなことしない.....」


「ありがとう......でも...私はまだあの二人と向き合う勇気がないの...」


 二人に裏切られたと知った瞬間....彼女は話し合いや交渉をしようとは全く考えなかった....


 ただ二人を傷つけて罵るだけだった.....


 それが余計に彼女自身をもっと傷つけることになった....きちんと解決する代わりに逃げることを選んだから....


 ユウタはキヨミの話からあの日の詳細をさらに知ることになった.....


「思い出すたびに..痛みと罪悪感を感じるの......」


「でも結局二人に一度も謝れなかった.....」


 ユウタはしばらく天井を見つめていた....そして良い計画を思いついた...


 その夕方...彼はキヨミのところへシャルロットについてもっと聞きに行った...そこで重要な情報をもう一つ得た....


「ねえ.....一週間くらい学校休んでみない?」


「どうして?」




 九年前、福岡のある山で...


「 皿屋敷さん....」


 写真を撮るのが好きな金髪の少年が、自分たちを助けようと申し出てくれたお嬢様に声をかけた..彼こそシンジくんだった


「どうしたの?」


「その、僕は...いや...僕たち二人は東京には行きません....」


 彼は黒髪のショートカールの少女の手をぎゅっと握った.......この子こそクイナちゃんだった


「分かりました...それでどこに行くんですか?」


 中学生のシャルロットは、その光景を悲しみと怒りの混じった気持ちで見ていた.......




「北海道に行くんだ.....」


「え?.....何しに....」


 彼女は尋ねた...そしてその時になって気づいた.....


「あいつらとちゃんと話をつけに行くんだよ......」


 彼は本気で彼女を助けたいと思っているようだった.....

この章では、少女たちに関する記述をさらに進めるだけでなく、次の章に進む前に各キャラクターの過去の物語も明らかにしていきます。最後まで物語をお読みいただければ幸いです。

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