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この作品には 〔ボーイズラブ要素〕〔ガールズラブ要素〕〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約3年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

神の箱庭 -Another playing garden for The completed Word-

【休載中】気まぐれな“魔女”の優しさを、享受する

作者:黒崎 柊
(1章)
 貧乏男爵家出身で王宮メイドだった私――アンジェリーナ・フィントは、現在就職活動をしている。それなりに給料の良い仕事を辞めたのは、ちょっとしたいじめにあったことが理由である。ほんの些細な出来事だったので仲の良い同僚に引き止められはしたが、どうせなら心機一転しようと再就職を考えた。
 そうして見つけたのが、当主が“魔女”だと噂されるエリウス男爵家だった。

(2章)
 それなりに名の知られている子爵家の長女として生を受けた私――ロクサーナ・エル=アルジハーブは、現在人生の転換点に立っている。我が子爵家の歴代の女性たちは、女傑と呼ばれる方が多く、当主ではなくとも男性顔負けの功績が歴史書に書き連ねられている。私もそんな憧れた人生を歩もうと、幼い頃から勉学に励んでいた。しかし、これは青天の霹靂というやつだろうか。
 養子になれと言われたのは、当主が“魔女”だと噂されるエリウス男爵家だった。


 ダニエル=アリバ・エル=エリウス、エリウス男爵家当主は、“魔女”である。これは事実であり、貴族の社交場、近隣の街まで名前が広まっている。“魔女”は異質なもの、恐ろしいもの、日陰もの、何を考えているか分からない、近寄ってはならない。子供の時から親や学校の先生に必ず教えられる。しかし外見で“魔女”であるか否かは判断ができない。
 貴族の間ではこのように噂されていた。“魔女”であるエリウス男爵は、彼の国の白髪と美貌、毒のような瞳で人々を惑わす。その美しい外見に騙されて、喰われてしまうだろう。甘い言葉に惹かれて虜になってしまうだろう。近づいてはならない。あれは、人ではない。


「神の箱庭 -Another playing garden for The completed Word-」シリーズ3作目の長編となっております。女性視点で進みますが、BLにご注意ください。
ムーンライトノベルに【閑話】を載せました。→ https://novel18.syosetu.com/n2600ha/

※2022/9/7追記 しばらく休載いたします。
1章 アンジェリーナ・フィント
1章―1
2021/06/05 18:00
1章―2
2021/06/05 18:00
2章 ロクサーナ・ヴィオレ
2章―1
2021/06/16 18:00
2章―2
2021/06/23 18:00
2章―3
2021/06/30 18:00
2章―4
2021/07/07 18:00
2章―5
2021/08/04 18:00
2章―6
2021/09/01 18:00
2章―7
2021/10/06 18:00
2章―8
2021/11/03 18:00
2章―9
2021/12/01 18:00
2章―10
2022/01/05 18:00
2章―11
2022/02/02 18:00
2章―12
2022/03/02 18:00
2章―13
2022/04/06 18:00
2章―14
2022/05/04 18:00
2章―15
2022/06/01 18:00
2章─16
2022/07/06 18:00
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