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全てはこの時のために  作者: 新始
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動き出した時間

「暇だ………」

4月だと言うのにやる気すら出ず実家のテニスショップの店員をしている21歳の今日この頃……

引退して早3年、定職に付くわけでもなく実家の手伝いをするフリーターとなっていた。

カラン

店のドアが開く、今日初となる客だ

「ちわー来てやったぞ秋名(あきな)〜」

またこいつか………

元チームメイトの新堂晶(しんどうあきら)がいつもの如く来店する

「大学はいいのかよ?」

「今日は新入生の道具観に来たんだよ、それと別件もあるからこの後と宜しくな?」

「別件?」

またこれだ、こいつが持ってくる話はろくな話がない

この時は気がつくはずもなかった3年前のリベンジへの始まりだと言うことが……………

初投稿の小説となります

高卒が書くストーリーなのでおかしな文章があるかもしれませんが感想等頂けると嬉しいです

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