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Si Vis Pacem, Para Bellum  作者: 黒桃姫
学園編
21/73

19話:接触

 学園から出るのに許可が要るはずなのだが、藍の要請は簡単に通って、周、咲耶、加奈穂、藍、俺は、学園から少し離れた温水プールの施設へと来ていた。

「んで、何でアンタまでついてきてんのよ」

咲耶に睨み付けられながら、俺は、休憩用の椅子に座った。女子達はみんな揃ってプールに行ってしまった。俺は、ふと、横を向いた。するとそこには、温水プールだというのに、黒いスーツに身を包んだ女性が二人いた。その二人に挟まれて、茶髪というには赤い、そう喩えるなら朱色の髪をした美しい女性が座っていた。いったい何者だろうか。朱色の髪をした女性は、結構大胆な水着により体型がよく分かるが、無駄な脂肪はなく、胸も豊満。正に、理想の女性の体型というのに相応しい体型だった。顔立ちもかなりよく、日本人らしい大和撫子の顔立ちだ。しかし、大和撫子というには胸がありすぎるな。などという不埒なことをボサッと考えていると、黒いスーツの女性が、女性に話しかけた。

「静刃お嬢様、お時間です。そろそろ屋敷に」

「そうですか。残念です」

そういって、女性が立ち上がった。瞬間、立ちくらみをしたのか俺のほうに倒れこんできた。俺は、慌てて、支え、女性に極力ダメージを与えないようにした。

「あ、すみません」

女性は、そういうと、慌てて起きて帰っていた。しかし、静刃という名前、確か《響乃四大美女》の朱野宮嬢も静刃という名だったはず。偶然だろうか。


 一方、藍。

「《群青》です。《神道》さん、ターゲットの顔を確認しました。あの朱色の髪、間違いないようです。彼女が《朱野宮静刃》ですね。画像はメールに添付しますので、これで」

 留守電にそれだけ、入れて、後はメールをした。今回の真の目的は、《朱野宮静刃》の顔を知ること。それと、常時いる護衛の数。付き人二人だけ。それを知らせると、私は、あまねちゃんたちとの遊びに戻った。


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